理由のわからない変更を受け入れにくい(2017年11月17日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

14日から「おめめどうコム」一本でお届けしている「おめめどう通信」です。今日は金曜日ですが、土曜日にお話しするので、今日から移動。私は土日を巡業に当てています。そのため週末を次男さんはショートステイを使っています。平日は本人も仕事があるし、お休みをしてもらうには忍びなくなってきました。もっと良い方法があるのかもしれませんね、考えなくては。

うちは、他の家族はみないということを行政にもお話ししています。成人なので、資源を使って暮らせるようにしていきたいと。本人も親といるのを嫌がっているし。自分たちがどう暮らしたいかがあって、制度がある(多くの方は制度に合わせてなのでしょうね)。そういう主張をしていくこと、どう生きたいかが可能かを探ること。学校時代からずっとしてきたことでした。

さて「特性にそった支援」とよく言われますが、まずは「言って聞かせる」をやめ「見せて伝える」にすることが最初です。それはできても、見せて伝えるにしても「否定的ではなくて肯定的」にすることがいります。視覚的にすることができれば、自然と具体的にはなりますから、それはそう問題ないのですが、否定をそのまま伝えても、見えるようになるだけに、余計禁止されたというのがきつく感じらます。肯定的な表現に変える、なにをしてほしいかを伝えるを意識して練習してくださいね。

それから、年齢が上がってくる(小4以降)と、変更や否定には、「理由を伝える」を欠かさないようにします。理由のわからないものを変更、納得するのはとてもしんどいです。私たちもそうですが、「だいたいこういう理由かな」を推測することで受け入れていけますが、この「相手の理由を推測する」というところが難しいわけですから、言わないとわからない、つまり見える形で説明するがいるのです。

「@@だから、&*ですよ」という言葉の流れで理解できるなら、この順番で伝えますが、自閉症の場合、この@@だからが饒舌なときは、読み取っていく間になにが言いたいのかがわかりにくくなります。また「&*しないでね」という否定で終わるときは特に、読みました、否定でしたではよりわからないのです 。

それで「&*してね(&*しないでね)。@@だから」と、してほしいこと(結果)を先に伝え、その理由(原因)を後に書きます。すると、自分がすることが先にわかり、また、その理由もわかるという具合になります。これが「どうしてメモ」のスタイルなのです。英語の方がわかりやすいと言われる方多いんですよ。先に「イエスかノウ」(do,not、can,not がくる)から。日本語は、最後にならないと、否定か肯定かがわからない言語なんですね。

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