15周年記念講演会&シンポジウムの御礼(2019年5月20日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

新しい月がまわってきました。無事15周年記念講演会&シンポジウム、終わりました。めちゃめちゃ、ホッとした朝を迎えています。お越しいただいた皆様、お祝いを送ってくださったみなさま、それから、応援くださったみなさま、お声届いておりましたよ。会場の熱気がねえ、すごいんですよ。祝辞をしてくださった方が、「この講演会のすごいところは、前から席が埋まっていくところ」と言われていました。福祉の講演会は、たいていが後ろから埋まっていくからだそうです。聞きたい!見たい!という参加者の熱意が違うと。

昨日のメルマガに書いたように「イメージしたものが形になる瞬間」というのがあります。グッズ作りでもそうですけど、行事同じ、こうなって、人が集まって、喜ぶ顔があって。

私は、中邑賢龍先生の話を聞いて欲しかったんです。けして「視覚的支援」をお勧めもされませんし、だんだんと「支援機器もいらなくなるかもしれない」とも言われていましたよね。私たちの「常識」を変えていく、「制度」を変えていく、「感覚」を変えていくことで、障害のある人(ない人も)、もっと暮らしやすくなっていくんだと、繰り返し話されました。そうそう、そこを知ってほしいんです。

なにやら凹凸がある子供達、教室にじっと座っていられないからと、発達障害と診断をして、薬や療育で座れるようにする、そのことで、本来の子供の良さ、能力を潰されてしまっていることに危惧もされていました。だから、そういう凹凸のある子供達が暮らしやすく、能力を発揮しやすくなる場所を、「プロデュースしていくこと」がこれからの僕たち大人のすることと。

学校教育を中心にお話をされましたが、幼児期から、そういう気持ちの親が増えていけば、子供達が大人になった時に生きやすくなるんです。「子供の頃に(心に)傷をつけないように」というセリフもありました。いつも「親子の関係性はよくしておきましょう」と私が話していることと、それって大人になった時に、家族だけじゃなく、社会の宝にもなるんです。

帰りのタクシーを待つ間、中邑先生と話をした時に、「デジタルの前に、おめめどうのさんの『アナログ』で親子が伝えあう・わかりあうをして、子供に判断する基礎力がついていると、本人のしたいのところへ『デジタル』を持ってくると、強いんですよ。それがないまま『デジタル』がきても、使いたがらないし、使えないんです。」と言われていました。

シンポジウムもよかった。みなさん、してることは違うのに、ベースは同じなんだもの。「令和」を、当事者が「こんなものが欲しい」という時代にしましょうよ。

やってよかった、15周年記念講演会&シンポジウム。知る、やる、続ける。今日からもご一緒に。

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