「絵になる言葉と絵にならない言葉」をYouTubeにアップしました(2020年11月11日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

昨日の@くろまめ丹波篠山市では、参加者の皆さんに協力をしていただき、「絵になる言葉と絵にならない言葉」のワークショップを録画させてもらい、午後からYouTubeにアップしました。→ https://youtu.be/0s9n36rxie8

先日「1歳半のお子さん(未診断児)に関わる保育士・保健師などにお話を行くのですが」・・と相談されました。まだ、障害がわからないお子さんの親御さんにどういうアドバイスをしたらいいのか?の共通理解のためです。

「幼児期は、わかる世界で生きること」と私は教わりました。もちろん、3歳半で自閉症と診断された後ですが。診断前は、ダダさんには兄もいたので、一緒になって遊んでいました。専業主婦でしたし、お姑さんと同居でしたから、機嫌良く過ごしてほしいので、たくさん遊ぶ、それから、同じ時間に同じことが起こるように暮らす。それくらいでしたよ。それは、あながち間違ったことではなかったようです。

わかる世界で生きるためには、わかる言葉に囲まれることがいります。

そのために、発達障害と診断されたなら、私たちが「言って聞かせる」子育てや保育から「見せて伝える」子育てや保育に転換することがいるんですね。そのベースにあるのが、「絵になる言葉と絵にならない言葉」の理解と実践です。できるだけ「絵になる言葉」で声かけや表現をするということ。

筆談や描写の方がずっと本人と分かり合えると気がついてからは、「声かけ」を「表現」としています。私は、2001年11月にダダさんの同級生に、「ダダさんに伝わりやすい言葉と伝わりにくい言葉があるのよ」と実際に画用紙に描いてもらったのが最初です。

その後全国で十万人以上の人に聞いていただきました。もう、絵になる言葉を知って、話して20年です。もし、知らないで、絵にならない言葉ばかりで育てていたら、20年後は、さて、どうなっていたでしょうね。これも、積み重ね。年月を取り戻すことはできません。

今回、YouTubeでオープンにしましたので、ぜひ、身近な学びの場で、動画を見てもらってもいいし、ご自身が演じられてもいいでしょう。どうぞ、たくさんの人に知ってもらってください(出典を明らかにしてくださいね)。

実際に経験すると、障害があるなしに関わらず、誰にとってもわかりやすいことに気が付かれるでしょう。

「視覚的・具体的・肯定的」と私は20年前に表現しましたが、その後、厚生労働省が「発達障害のページ」に「肯定的、具体的、視覚的な伝え方」と順番を変えて、アップされています。https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/jigyounushi/e-learning/hattatsu/characteristic.html

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