嘘っぱちなんです(2021年6月19日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

普段、相談業務をして、販売をして、週末にセミナーがある私の暮らしは、いつまでに何を終えておくを決めておかなければ、結構わやくちゃになります。

セミナーの場合はたいてい2日前には、全ての準備が完了しておくくらいの気持ちでやっておくのですが、いかんせん、急に予定が入ったりもします。昨日どうしても頼まれたことで1日を費やすことに。すると、その「いつまでに何を終えておく」が変更するってことです。でも、計画的にしているので、その計画を書き直したらいいだけとなります。と、さらっと書いてますが、もちろん大変で「頭くるくる」ですよ(笑)

よく「何が起こるのかわからないんだから、計画しても無駄」とか「予定を立てたらその通りしなきゃいけない、こだわるから」と言われて、手立てをされない方がいらっしゃいます。なんの計画も立てない、予定も立てない暮らしは、万が一急なこと(今回は、医療的な問題)があれば、漫然としたいきあたりばったりのところに、それがやってくるので、結局「何をどうやって、間に合わせたら」となっていくでしょう。いわゆる「自転車操業」という感じです。

大人なら、自分の責任ですけれども、子供はそうはいかないです。大人から「見通しを持つ」「予定を聞く」「計画する」といったことを、学びながら、生活設計(例えば、テストまでの準備もそうでしょうし、ワクチン接種への段取りもそうでしょうし)をしていくのです。なのに、その大人が「何が起こるかわからないから、知らせない」というんですから、たまったもんじゃありません。そして、できないと「できないやつ」と叱られるんですよ。理不尽ですよね。その上「計画性」も身に付きません。

元々の私は、その「無計画で、漫然とした暮らし」をしていました。それが、自閉症の子供を授かって、スケジュールや構造化、視覚的支援という方法を学んで、そして、選択からの自己決定、自己責任サイクルというものがわかってくると、規則正しい方が、自己責任で暮らす方が楽なダダさんに合わせる暮らしが長くなればなるほど、自分もカレンダーに書いて「段取り」をし、自分もきちんと選んで活動し、葛藤も自分で解決する方が楽になりました。

25年以上、自閉症支援をしてくると、「いろんな方が言われる横槍」には「正解」はほとんどなく、単にその言われている人が「めんどくさい」「したくない理由」をどこからか持ってこられているのだとわかります。「スケジュールすると急な変更ができない」もそうですし、「何があるかわからないんだから、予定は決められない」もそうですよ。嘘っぱちなんです。

ユーザーさんには、それを、見破って、論破できるようになってもらいたいなと思っています。

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