「物に頼る支援」をしていくことこそが「サバイバル」(時々、ショップメルマガ2023年4月30日)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

4月最終日。終わりよければすべてよしの1日にしたいですね〜。明日は「おついたち」はおめめどうの超ラッキーデー。4、5月のお得が同時にご注文していただけます。

5月はおめめどうを起業して19周年を迎えます。当初は「自閉症・発達障害・知的障害」の人には「何かみえるものを介在した方がコミュニケーションがうまくいく」が立証された頃でしたので、それを知ってほしいと「市販のツール」の販売をしていきます。

けれども、途中から、日本の社会がどうもおかしくなっていくのが実感されました。それが、極端な少子高齢化。少子化対策は常に叫ばれていたものの、全く対応が遅れ、コロナ感染症の広がりから急激に「子供が減り続ける」社会になりました。子供だけに着目しているうちは、まだかわいいと思います。でも、それは将来的に「社会の働き手がいなくなる」ことなのです。持ち直しが困難なところまできています。

障害者教育・福祉の現場は、「ふれあい」「関わり」という言葉が溢れることからもわかるように「人手」に頼って、なんとかやってこれた領域です。でも、対応が下手な人・上手な人そういう言われ方以前に、「人がいない」が今後どんどん広まっていくんですよね。それは、もちろんこれまでの「少子化対策」「経済対策」の間違いからですよ。海外からの労働者も、日本の低賃金や労働条件の悪化で魅力的な国でなくなってきて減り続けています。

政府は大きな施設は今後建てないとのことで、GHを小施設化する、また一定期間経て地域移行をする方向で考えています。でも、そもそもの「人手」がない解消はできません。結果「在宅」は増えていくでしょう。なので、家で快適に過ごせるようにする「備え」っているんですよ。カレンダーもスケジュール、構造化や視覚的支援がわからない、自己決定も意識できないでは、快適にも暮らせないでしょう。

先日家族の中でトラブルがあって、少し家を再構造化。元々別棟に住んでいますので、ずっと一緒じゃないですが、それで1日24時間で出会う回数は5回になりました。後は、一人で自分のことはしてくれています。楽ですよ(手立てに感謝♪)

「人に頼る支援ではなく、物に頼る支援」と話すと、本当に嫌がれたんです(愛情がないというようなその場限りの考えで)。でも、正直これから「物に頼る支援」をしていくことこそが「サバイバル」だと思っています。この国で生きていくのであれば。せめて10年前から、教育福祉でわかってもらえたらと悔やみますが、「少子化対策」同様20年遅い。でも、今からでも気づき・はじめましょうね。

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