「おめめどうグッズを使った暮らしをお勧めします」(2016年9月14日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

他の親の会の情報やデイや事業所、研究会等、みんな「自閉症・発達障害」の方を見ていますが、一緒じゃないです。それぞれがその「特色」を持って運営されている。

ある親の会は、「みんなと同じようにできるように」であったり、事業所は「就労するために」であったり、研究会は「ICT」だったりするわけです。なにを選ぶ、どことつながるのかは、人それぞれですよね。でも、したいのは、本人じゃなく親であったり、支援側だったりすることが多いです。しかも「本人にとっても、これがいいはず」で始まりますから、本人が本当はどう思っているかはわからない。

おめめどうは、暮らしの支援グッズを販売することが、一番大きな「特色」です。自社で企画・制作・販売しているのは、日本でもほかにはないです。でも、その支援グッズは「みんなと同じようにできる」も「就労するために」も「ICT」も、とりたてて目指していません。本人の暮らしやすさのお手伝いをするものです。

でも、そのおめめどうグッズを使った暮らしで、楽になったら「同じようにしてみる」も「就労支援」も「ICTを意識する」も広がっていくことがあります。最初は、全然違うにもかかわらず、結局役に立つ。

なので、うちに「みんなと同じように」「就労するには」「ICTのことを」と聞きに来られても、「おめめどうグッズを使った暮らしをお勧めします」としか言うことはありません。私は、本人が快適に、自分で見通しをもって、自分で判断して、コミュニケーションをとって暮らすことだけに関心があるものですから。本人の人権尊重に他ならないものだからです。

そのおめめどうグッズの中で「おはなしメモ」(人物とふきだし)と「どうしてメモ」(氷山の形)と「omemedo」のロゴが、商標登録が取得できました。これからは、商業用としては、おめめどうだけが使える形となります。巻物カレンダーを始め、それ以外のデザインもおめめどうオリジナルであることには違いありません。ずっと「コピーしたほうが安い」や「似たものをPCで作ればいい」と言われてきました。その違法コピーや真似して作るといったことが、横行しないように願っています。特許庁に認められたのは、うれしいですね。

因みに「巻カレ」(巻物カレンダーの略)「コミュメモ」(コミュニケーションメモ帳の略)も、おめめどうの商標登録です。カレンダーとメモ帳によるコミュニケーション支援は、世界でも初めてのこと。日本でも、前面にだしてうたっているところは他にはありません。セミナーの中で、カレンダー・筆談の話がでてきても、いわゆる「僕も思っていた」という後出しじゃんけんですよ(ちゃんとおめめどうのご紹介をお願いいたします)。

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