理解だけでは、暮らしは変わりません(2014年10月27日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

新しい月がまわってきました。土日の尼崎、大阪の巡業が終わり、やや、来週はついに仙台。東北オフもあるし、とっても楽しみですが、この疲れをメンテナンスしなければ~。東北オフは、まだ間に合うようです。午前中の「ひろば」は注文書方式。午後は直販です。お買い求めいただけますよ。

さて、日曜日のマーブルさんのセミナーでは、高機能の方が中心でした。なので、高機能の方が支援をされないと困ったことがあってもサポートされないで、二次障害になっていくプロセスのお話をしました。外に向かう場合と内にこもる場合がある。どちらも二次障害です。脅すわけじゃないですが、多くの年長になってからの高機能の方は、元々の発達障害ではなく、その後の二次障害で困っておめめどうへやってこられるのです。

けれども、元々の発達障害を知り手立てしなければ、その上に乗っている二次障害はよくなりません。二次障害だけにアプローチしてたとえ改善しても、ベースの発達障害がしんどいままなら、また別の形で現れるだけです。

なので、発達障害と診断されたら、特性を学び、手立てをしていくことがいるのです。理解して、理解してと言われますが、手立てをされないと暮らしは変化はしません。たとえば、ある女性、肌荒れが酷く、調べてみると敏感肌とわかるとする、それがわかったても、敏感肌用の化粧水などに変えたり、手立てををしないと、そのままの化粧品を続けていては、肌荒れは続きます。私は、素直にそう思うのですが、自分のことだと動けても、こと子どもであっても「他人」のことは、「まあ、いいか」で終わってることが多いのではないかなと感じます。

喋るからいいかな?勉強ができるからいいかな?本人はそんなのいらないと言うし。学校はしてくれないし・・という風に、言い訳はすぐに浮かんできますものね。「言い訳」というのは、原因を外に持ってくること。自分の手から離してしまうので解決方法も遠のいてしまいます。自分一人で抱える必要はありませんが、「自分はなにができるだろう」から出発すると、見えてくるものがありますよ。

学校の先生が2人ほどこられていました。帰り際、「スケジュールを外していたけど、元に戻して、生徒さんと一緒に組み立てます」と言われていたそうです。それならよかった。ひとりひとり、じわじわと変わっていったらいいですね。巡業も、コツコツとした啓発活動です。

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