「その時」には始めれないけれど、「それまで」なら始められる続けられる。(2016年4月20日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

大きな出来事があると自分にはなにができるのかなと考えます。東日本大震災のときは、「非常時の支援と工夫」を発信することだと思いました。巻物カレンダーを送ったりもしました。けれども、今回の熊本地震では、物資やボランティアの様子を見ても、物を送る、こちらの想いだけで先走る(居ても立っても居られないからだけれども)ことは、こちらが思っているほど、役に立つわけではないのだなということも見えてきました。

でも、やっぱりなにかしたいと思った時、これから震災や災害、非常時を迎えるであろう人たち(私たち)に、「コミュメモの書き方」や「自己責任のサイクルで生きる」を知ってもらっていることが、きっと、いざというときに役立つな・・とそこに至りました。「その時」には始めれないけれど、「それまで」なら始められる、続けられる。

例えば、「おはなしメモ」を使い慣れていると、親御さんが仲介しなくていいです。「@@してほしいんです」と支援者さんからやってきたとき、お母さんが音声言語が伝えても、うまく伝わらないでしょう。根気よく繰り返し、ゆっくりと、丁寧に話すと言われても、お母さんの口から出ている言葉は、支援者さんの言葉には聞こえません。それが、おはなしメモで、支援者Aさん →%$くんと人物に書いて、言葉をふきだしに綴るだけで、支援者さんの言葉として伝わるのです。

それがどれだけ「助かること」かは、使っている人にはわかるでしょう。でも、いざ災害にあった「おはなしメモ」が回ってきた、同じように書いたとしても、してもらったことがない、初めてメモを見たお子さん、当事者さんは「これなに?」ですよ、意味取りができないので、役に立たない。だからといって、強引に口で言いっぱで無理にさせていいものでもないですよ。

例えば「とけいメモ」例えば「○×メモ」・・すべてのメモ帳に言えるのです。普段から使っていたら、こんなときに役に立つのに・・と。なら、私のすることは、知らない人にどんどん「コミュメモの書き方を伝える」ことだわ。シンプルな結論ですね。

また、普段から自分で選んだことをする、その結果を見て、次の身の振り方を考えるという「自己責任のサイクル」で暮らしていると、忘れ物がある、失敗したという場面でも、自分で解決をしようとしていかれます。それも、普段から、そういう暮らしをしていると自然なことですが、普段からしていないと「忘れ物をしないように」「失敗をさせないように」と余計な気苦労が増えるのです。そんなことも、やはり伝えていかないとね、「その時」がきたとき、ひとりでも楽になるように。

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