「じゃあ、私はどうしたらいいですか?」と相手に尋ねてみてください(時々、ショップメルマガ2023年5月20日)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

昨日セミナーの打診がありました。「助成金を受けるつもりなのだけれど、講師料はいくらくらいですか?」。現地に行くのと、オンラインとは違うので、場所を聞き「オンラインの方がいいと思います」とは言いました(平日と休日でも違います)。しかしながら、オンラインでは話を聞いて商品を買うことができない。これがネック。なので、4万円なら2割引の「コラボ企画」で「おめめどうグッズを見繕って送ってもらうことはできますか?」と言われたので、OKですよ〜と話しました。

テーマは「時間軸」「予算軸」「コミュニケーションツール」だそうです。いいセレクションですね。絶対に必要なカレンダーやスケジュール。そして、それがわかったらお金を置いていくこと。また「見えるコム」の必要性とそのツールの使い方。

対象は支援者さんということでなお嬉しい。だって、そこから親御さんへ話してもらうと、皆さんがはじめるかもしれないでしょう。FBで「幼少期からせっかく医療にもつながってASDの診断も得ているのに、有名なドクターに通院したりするのに、なぜここまで具体的な関わり方のコツなどは伝えられていないものなのか(´;ω;`)」と樋端さんが嘆いておられたけれども、それは、いくら専門職・支援者といっても「具体的な関わり方はご存知ない」からです。知っていたら話しますよ。

でもね、後になると「親御さんに障害受容ができてない間は、詳しいことは話さない方がいいの」とか「お伝えしたんだけど、親御さんが聞く耳を持っておられなくて」という話にすり替わりますよ(まあ事実でもあるけど)。私は「わかるように話す」「伝わるまで伝える」のが、専門家の仕事だと思っているので、これは「言い訳」ですけどね。

これは自閉症だけじゃなくていろんな疾患や場面でもですが、親御さん(当事者さん)の方が「じゃあ、どうしたらいいですか?」をこちらから聞かないと、「具体的なことは教えてもらえない」んです。知りたくもないと考えているかもしれない人に「こうしたら」と言うのは、余計なお世話にあたるから。

いろんな場面で困ったら(対行政でも)「じゃあ、私はどうしたらいいですか?」と相手に尋ねてみてください。この問いに対しては逃げられないんですよ。だから、納得できる返事をもらえたら、相手を信頼していいし、そうでなければ、セカンドオピニオンというか、他の方にお尋ねになるといいと思います。「することが何もない」困り事なんてないから(神頼みであれ、なんかあるでしょ)。

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