問題が起こったら、これからの人が考えていくんです(時々、ショップメルマガ2023年2月12日)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

昨日は久しぶりに人の講演会を聴きに行きました(笑)。ちょうど出先から近いところで、小川修史さん・おがっちさん(兵庫教育大学准教授)のお話があったからです。

ダダさんが小6の時に、まだ和歌山大学の学生だったおがっちさんに託児ボランティアをしてもらったことがご縁で、ずっと仲良くしていただいています。おめめどうの10周年、15周年の時も司会していただきました。で、今年の19周年では、彼にお話をしていただこうと、打診。ご快諾いただいたので、挨拶に行かねばと、明石に訪ねたのです。

距離を甘く見積もっていたので、結局講演会場に到着したのは、終演の15分前でした(丹波からぐるーんと回ってでは明石は遠いわ)。でも、その15分でもたくさんメモりましたよ。

それまでのデジタルの話をされていたのに、「アナログを舐めてはいけない。基本はアナログ、視覚的支援にICTをいきなり使うのに否定的に思う」と話されたので、「おお〜、おめめどうに気を遣ってくださったか〜」(私の入室には気づかれていたので)と思いました。でも、これ、その通りです。

それから、「しんどい」「やりたくない」「嫌だ」の表出が大事。「ICT」(アプリだったかな)を「アウトプットを引き出すために使う」ってとこ。そうそう、これも、その通り。同じ方向性を向いている人の話は、スルスルと入ってきます。

昨日一番感じ入ったのは質疑応答で「親のスマホを使いキャッシュレスで買い物をされている」重度知的のお子さんの相談でした。支援者さんは、させられているだけで、お金を覚えないことに不安をお持ちのようでした。おがっちさんは「キャッシュレスになって、他の問題が起こるだろうけど、それは、また考えていくわけです。それを『諦めたくない』んです」と言われました。私、膝をポンと打ちましたよ。

そう、問題が起こったら、これからの人が考えていくんです。それが進化です。進歩です。ダダさんには「お金」を伝えました。もう自由自在に使えますので、「キャッシュレス」にはしていませんが、これからの子供たちは、「現物のお金」もなくなる(希薄な)社会を生きることになるでしょう。そうなって、困ったことが起きれば、また、何か「生まれてくる」(機器・機能的にも)に違いありません。

会場には若い人いっぱいで、これからの未来を感じました。いっぱい考えて、やってみて、失敗して、また考えて、やってみてしていってください。もう、わかっていることも多いんです。その一つが「暮らしの時間軸の構築をする」「見えるコムをする」ということ。でも、会場を見渡しても、何人「巻物カレンダー」や「コミュメモ」を知っておられるかは、わかりません(でも、嬉しいことに、ユーザーさんが数人おられましたヨ)

アナログのツール、デジタルでのICTという考え方も既にあるんです。それを使っていくのは、あなた次第ですヨ。

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