防災を意識した暮らしをする。それこそが、日常を豊かに暮らすこと(2016年4月21日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

熊本から(行政レベルで)イヤーマフの要請がありました。おめめどうでもご協力したいと思います。発達障害のお子さんがどうしても聴覚過敏で暮らしにくいそうです。で、支援センターから提供できないかということでした。避難先で手に入るとは限らないものがあります。必要な方であるならご準備を。それから、本人の荷物は日頃から本人が用意して、持つようにすると忘れないですし、忘れても納得をしていかれますよ。

それから、普段とは違う強烈な匂いがするところもあるらしく、マスクは必須。それから、好きな匂いを持つ(ポプリ、アロマ、クリームなど)、そういうものに触れてお気に入りができると、安心材料になるかもしれません。また、おまじないとしてのファブリーズ(笑)。感覚過敏だけは、定型発達からは、なかなか理解できないものですものね。

震災は、どこでも起こり得るものだという認識をしています。なので、防災を意識した暮らしをする。それこそが、日常を豊かに暮らすことに他ならないんじゃないかとそんなことを思っています。エコノミー症候群で亡くなられる方がいらっしゃいました。対策は「足首を曲げる」「ふくらはぎを揉む」などの体操もあるとのこと。私毎日ふくらはぎ揉んでるんですけど、これは、防災にもなるんだと気づきました。血はどんどん下半身に行きます。それを、心臓までおしあげるポンプの役割をふくらはぎはしているそうです。だから、ふくらはぎの調子がいいと体調を維持できるのです。その理屈と必要性やっとわかりましたよ。

年間50回の巡業をこなすには、家族(特に息子)の体調管理は欠かせません。かといって母親と一緒に運動なんてしてくれるわけもない。だから、生活のリズムが不規則にならないように、また偏食なのでできるだけバランスや量は意識しています。でも、それすらも、経験に勝るものはないのです。夜更かしして疲れ具合を知る。食べ過ぎて腹具合を知る。その自分で「具合」を知ることが、管理されるよりむしろ、非常時にも生きてくるんだろうと思います。自分で「食べない」を選ぶと、腹ペコでも辛抱できるんです(災害は自分で選んでいないので、起こること全てが辛い)。

それから、コミュニケーションです。普段から伝えあおう・わかりあおうの関係性とツールがあれば、非常時のときでも、伝える・尋ねるができます。以前は、よく「社会に出た時に・緊急時には、指示が聞けないと」と、日頃でもこちらの言うことを聞くようにだけ指導されたものですが、でも、それだと関係性がないので、結局肝心なときには、伝わらなかったり、反発したりもする。だって誰であれ、「言うことを聞ける相手は、自分の言うことを聞いてくれた人、真摯に向き合ってくれた人」ですよ。関係性があるから、その人から告げられる変更や辛抱を納得しようと能動的に思うのですから。

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