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読書が苦手な先生にこそ読んでほしい本5選
本っていいですよね。
読書をするとストレスが68%減少するらしいですよ。
ゲームが21%
散歩が42%
コーヒーが54%
音楽鑑賞が61%のストレス解消になるみたいです。
で、読書が68%
つまり、読書サイコーってこと。
音楽かけてコーヒー飲みながら読書したら無敵ってこと。
僕をPKから救ってくれたのも、読書でした。
PKについては、これ読んでいただけると嬉しいです。
でもね、分かります。
何読んだらいいかわかんない。
時間ない。
そもそも活字ニガテ。
うんうん、分かります。
そんな人のために、
初任時代から10年間で数百冊以上読んできた(頭に入ってるかどうかは別の話)が、
読書が苦手な人にこそおすすめしたい本を5冊紹介します。
本読みたいなー。
でも、何読んだらいいかわからんなーって人。
本は好きだけど、次に何読むか迷ってる人。
はるやまがどんな本を読んでるの気になる人。
(たぶんそんな人はいない)
ぜひ最後までお付き合いください。
読書が苦手な人でもスイスイ読みやすい本を選びました。
せっかくの夏休み、1冊でも本読み切って、
自己肯定感、爆上げしちゃいましょう。
教育書だけじゃないので、教員以外の方もぜひ。
①「学力」の経済学
これは絶対読んでほしい。
30万部くらい売れてるので読んだ人も多いかな。
めちゃくちゃ面白いです。
面白い上に、役に立ちます。
教育に携わる人、親、大学生、読みましょう。
例えば、テストを100点取ったらお小遣いあげるよっていう家庭あるじゃないですか。
まぁ家庭の自由ですけど、なんかモヤモヤしません?
その100点お小遣い制度がよくないのかが科学的に説明されています。そして、どのようなご褒美なら、より効果的なのかが書かれています。
他にも、なんとなくで語られがちな学習、教育について、しっかり科学的エビデンスを持って説明していきましょうよっていう本です。
きっと、この本を読み終わった後には、本って楽しいなって思えるはずです。教育って楽しいなって思えるはずです。
いきなり熱量がすごくなってしまった。
ちょっと一旦コーヒー飲んできます。
お待たせしました。
ストレスが54%軽減されました気がします。
②なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣
僕、人生で一番大切にした方がいいことって、
「話の聞き方」だと思うんです。
分かります。話したいですよね。
自分の話を聞いてほしい。
うんうんって頷いてほしい。
笑ってほしい。
なるほどーって言ってほしい。
わかるわーって言ってほしい。
職員室のお隣のあの人も、
教室にいるあの子も、
みんなそう思っています。
だったら、僕(あなた)がやることはただひとつ。
うんうんって真っ先に聞いてあげる人になること。
(そのぶん休日に会った友達にはマシンガントークで話まくっています。いつも話聞いてくれてありがとう。)
昔は、子どものこと、笑かしてやろう!とか、
保護者に僕の教育感伝えたろう!とか、
思ってました。
実に鬱陶しいですね。
最近は、「傾聴」って言葉が一人歩きしちゃって、
はいはいw傾聴ねw わかってますwみたいな風潮ある気がするけど、
改めて、傾聴の大切さに気づける本です。
コミュニケーションの本って色々ある。
でもやっぱり結局は「話の聞き方」だと思う。数多ある本の中から、今回は、聞き方に着目し、かなり読みやすく書かれているこの本を紹介しました。
次は、小説。
③正欲
はるやませんせー的2022年小説大賞です。
正直、スイスイ系の本ではないですごめんなさい。
でも、どうしても入れたくて。
「多様性」にまつわる話。
多様性を認め合って生きていこう?
フザけんなバーカ!っていう本です。
僕はLGBT当事者です。
いわゆるマイノリティです。
だから、人一倍、多様性には敏感だったはず。でした。
でもね、そんなこと全くなかった。
この本を読んで気付かされました。
衝撃でした。
初めて1年生を担任した時に
「図工で使うからのりを机に出してね。」って言ったら
本当に文字通り、机の上にのりを塗りたくって
「のり、出したよ?」ってニコッとされた時くらいの衝撃でした。
なんか小説読みたいなぁって方は、
ぜひコレを。
読んだら、感想語り合いましょう。
④不便益という発想~ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも 行き詰まりを感じているなら、 不便をとり入れてみてはどうですか?
不便益とは、不便なものにも益はあるよねってことです。
便利を求めすぎてない?
不便はダメなものだと思い込んでない?
不便だからこそ、価値のあるものってあるよね。
例えば、秘境。行きづらいことに価値がある。
例えば、駄菓子のねるねるねるね。わざわざ自分で混ぜて作ることに価値がある。
教育書ではないけれど、授業にも活かせます。
教育とは直接関係ないものから、
「あ!この考え授業に使えるかも!」って
気づいた時コーフンしません?僕はします。
鼻息めっちゃ荒くなります。
やる気のある先生、なんでもかんでも準備してあげすぎじゃない?
もっと子どもたちのこと困らせて、そこから学ばせない?
っていう僕と似た考えの方にはきっとハマります。
まぁ、そうじゃなくても、単純に面白いです。
⑤「最高のチーム」になる! クラスづくりの極意
最後はド直球の教育書。
僕が教育関係の本を読み漁るようになる、
きっかけとなった1冊です。
僕の原点です。
こんなに温かなクラスを作りたい!
と思って10年以上走っています。
僕の目標です。
初任の時に買って、今でもたまに読み返します。
ボロボロです。
受験時代のシステム英単語くらいボロボロです。
日本で一番読み返してる自信があります。
岩瀬直樹先生の優しくて、温かいひとがらが滲み出ている文体が、とても読みやすくて、好きです。
シンプルにこのクラスの子どもになりたいなって思います。
たぶん、今後も迷った時には戻ってくる本だと思います。
合う合わないはあると思う。
でも、たくさんいろんな人の考えに触れる中で、
自分に合った教育観を見つけていきたいですよね。
以上、読書が苦手な先生にこそ読んでほしい本5選でした。
読みやすさと、ぜひ読んでほしいというはるやまの独断で選びました。
もっと紹介したい本がたくさんあるのですが、
それはまたの機会に。
みなさまのすてきな読書ライフの一助になれれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
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