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若手教員時代の失敗 ー僕が「PK」と呼ばれていたワケー

ちょっと公開するか迷ってます。
でも読まれてるってことは、きっと公開したんだね、僕。

失敗エピソード書こう思って。
書いてみたんです。
そしたら、あまりにひどすぎて。

もう顔ひきつりながら読み直しました。笑

どうか、
優しい心で、
どんなミスも笑い飛ばしてくれる方だけ
お読みください。







読んでくださるんですね!
ありがとうございます。

では、どうぞ。



いつのまにか中堅教諭になってしまい、

後輩も増え、

そこそこの仕事を任せていただけるようになりました。

研究主任とか体育主任とか、ICT担当とか、
それなりに大変と言われる分掌も経験しました。

卒業生も何度か出させてもらいました。

人より仕事ができるってわけじゃないです。

ふつーのせんせーです。

でもね、昔はふつーですらなかったのです。

それでも、今は、
優しい優しい後輩たちに、

どうやったらもっと上手く学級経営できますか。とか、
はるやませんせーの授業みて勉強させてください!とか、
学級通信どうやったらそんな風に書けますか。とか、

言っていただけることも増えてきました。
ありがたい限りです。


でも、昔は本当にダメダメでした。



毎日のようにミスをしまくり、
子どもにはそっぽを向かれることもあり、
お叱りで校長室に呼ばれたことも1度や2度じゃないです。


先輩にPKって呼ばれてました。



わかります?P K。



PONKOTSUのPKです。


今思えばひどすぎる・・・!
ひどすぎるよ先輩!

でも、この後を読んだらそう言われるのも分かると思います。

今回は僕のPKエピソードを5つ紹介します。

もしあなたが、仕事で悩んでたら、
こんなやつもいるのかと笑って元気出してください。


PKエピソード①

不要なプリントの整理ができず、教室も職員室もゴミの山。

もう本ッ当に酷かったです。
何が大切かわからず、不要なプリントを捨てられない。
山積みされていくプリントたち。
1つ2つと増えていくプリントの山たち。
置けなくなってダンボールに詰める。
教室の片隅に置いておく。
これを初任から2年間続けていました。
年度末にも捨てられず3箱くらいになってました。

最悪ですね。

2年目から3年目の時に一緒に持ち上がりをした先生に見つかり、
めちゃくちゃ叱られました。


PKエピソード②

テストの量を把握しておらず、
学期末に大量のテスト祭りが開催される。

説明不要ですね。そのままです。
小3の子たちが1〜5時間目までずっとテスト。

当時の子どもたち、ほんとにごめん。


PKエピソード③

初任指導教官の1対1の指導中にいびきをかいて寝る。

はぁ・・、我ながらポンコツすぎる。

疲れてたなんて言い訳できないですよね。
だって50cm横にいる大先輩が僕に向かって教えてくれてるんですよ。


最悪だ。

書くのやめたくなってきた。



よし、あと2つ。


PKエピソード④

給食で余った大量のパンを嬉しそうに職員室に持って帰る。

いやいや、嬉しそうにしてたつもりはないんです。
余っちゃったな、どうしよかな。
あとで食べよかなとは思ってたけど。

パンを持って職員室に入ると鋭い眼光でこちらを見つめる教頭の姿。
「はるやまさん、ちょっときて」
もう、何かはわからないけど、怒られることだけはわかるんです。

トボトボ近づいていくと


「何嬉しそうにパン持ってきてンンンンのオオオオ!」

ものすごい勢いで怒られました。
その時、学びました。
余ったパンは申し訳なさそうに持って帰ろうと。


PKエピソード⑤

通知表の出席日数を大幅に間違えて配付する。

僕のクラスだけ、
子どもたちの1学期の出席日数8日とかだったんですよ。

8日?なんで?ありえなくない?
って思いましたよね。
僕も思います。

とにかく、保護者からの電話で発覚し、急いで全員作り直し、
夕方、一軒一軒、1人でまわる。
1年目の23歳はるやま、ここで初めて仕事で泣きそうになる。

ピンポーン。

鳴らすとね、保護者の方が出てきてくれるんですよね。
当たり前だけど。

「すいません・・」
って言いながら通知表渡して。

そうするとね、
ご飯食べてる?
とか、
仕事大変だよね。
とか、
めっちゃ優しいんです。
これ食べてねってご飯とか飲み物くれるんです。
もう情けないったらないですよ。

2年目までは本当にPKだったと思います。
PK中のPKですよ。

あ、1個思い出した。
PKエピソード⑥
宿泊学習の引率に遅刻して1人で現地集合

もうちょっとこれ以上はやめときます。
書けるやつだけ書きました。


僕より酷い初任見たことないもん。
だから、悩んでる若手の子見ても、僕に比べたらもう、ね。
スーパーですよ。
スーパー初任。



本当に周りの方に助けられてきました。

山積みプリントを叱ってくれた先輩は、
そのあと半日かけて一緒に処理してくれました。
指導教官は、「顔、洗っておいで」って言ってくれました。
教頭は、パンのことの後に、「おなかすいてるの?」てお菓子くれました。

もう、子どもかよ。って。
今からあの時に戻って当時の自分殴りたいくらい。

でも、周りの人に助けられながら、
こんなんでも10年以上、教員続けてきました。

いろんな巡り合わせで、
死ぬほど本読むようになって、
3年目からはちょっとだけマシになったのかな。
その頃からPKとは言われなくなりました。

最近は人前で講師みたいなことさせていただくことも増えてきて、
我ながら調子に乗ってるなぁって思うことも多かったのです。
きっと。

当時のポンコツだった頃を忘れずに、
元PKであることを忘れずに、
たくさんの方に助けられたことを忘れずに、
これからも謙虚な気持ちでなんとかガンバっていきます。

こんなやばいやついるのかよ、
と笑い飛ばしていただけたら、
書いたかいがあります。

もしよければあなたのPKエピソードがあれば、
教えてください。
コメントお待ちしてます。

今日も読んでいただきありがとうございました。

では、また。






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