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兄からの性暴力トラウマ治療記録45日目

こんにちは。パニック障害があるので毎日おうちに引きこもっています。我が家にはわんこがいて、いつも私の背中の後ろにくっついたり、膝の上で丸まっています。わんこがぐーぐーいびきをかいている音を聞いている時がとても幸せです。

治療も予定の半分ほど進んできました。被害の記憶を思い出す時は、やはり、ものすごく不快で消えてしまいたい気持ちにはなるけれど、感情に振り回されて涙が止まらなくなることはだんだん少なくなってきました。トラウマ記憶の再処理、馴化が進んできたようです。

つい最近までは症状も全く改善されず、治療の効果が実感できずにいました。

トラウマ治療は何度も自分の人生の中で一番辛い記憶に触れるので、毎回死にたい気持ちになり、何度もマンションの外階段から地面を見下ろしました。それを考えるとすごく症状が良くなってきた気がします。

私がおこなっている持続エクスポージャー療法という治療は、①記憶の再処理・馴化と②今現在の生活の中でのトラウマに起因した苦痛の為に回避している状況を克服するという2種類の治療を行います。

これまでは①記憶の再処理・馴化について記録してきましたが、②のトラウマによる苦痛のために回避している状況の克服も毎日宿題としてやってきました。

今はパニック障害の要因の一つとして、実際の生活上での男性が怖くなってしまっていたので、男性の写真を眺めて慣れるという方法で治療してきました。実際の宿題ではあまり苦痛のレベルが強くなり過ぎないように、白い紙を写真の上に重ねることで写真を隠しながら眺めていました。

これを続けたところ、家の近所で屋外なら一人で歩いてもパニック症状が起きにくくなりました。

ただ、閉鎖空間で男性がいると恐怖で具合が悪くなり、攻撃して身を守らないといけない強迫観念が出てしまいます。これも、治療の中で少しずつ良くなっていくことを期待しています。

まだまだ治療は続きますが、焦らずに自分の症状と向き合っていこうと思います。


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