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JCSベスト4!!冒険家型雪道黒馬マホイップ

 こんにちは。咲季と申します。今回はデッキ共有者のきょうじがJCSベスト4になったのでnoteを書きたいと思います。全文無料で読めるので是非見ていってください。

 はじめに、僕の端末がおかしいのか文字を中太サイズにできず普通のと太い2種類しか使えないので読みづらいかもしれませんがご了承下さい。

 まずデッキを共有した5人の成績についてご紹介します。

シニア
きょうじ 5-2 27位
DAY2 3-1 ベスト4
僕    5-2 45位 オポ落ち
ハジメ  5-2 47位 オポ落ち
しゅうと 5-2 53位 オポ落ち

マスター
けろぽん 5-3 212位

 このようにみんな後一歩のところまできているがオポネントに泣かされていることが分かります。ですがデッキ選択には悔いがないのでこのデッキを握ってよかったと思っています。

環境考察

 摩天・蒼空環境になってからあまり大会などもなくて環境がよく分かりませんでした。
 僕たちでは新弾によって新しいデッキタイプが出るとしてもレックウザデッキ、スイクンチルタリス辺りかなと思っていました。

 また元々強かった連撃ウーラオス、黒馬バドレックスデッキが1.2を争う使用率になるかなと考えていました。これらを元にして作ったtier表がこちらです。

tier1
・黒馬バドレックス
・連撃ウーラオス
tier2
・悪パーフェクション
・レックウザ(雷軸)
tier3
・白馬バドレックス
・連撃テンタクル
・ルカメタザシアン
・スイクンチルタリスなど

 蓋を開けてみると僕達が考えていたのと大きな差はなくあらかた合っていたかなと思います。
 当日は当たりませんでしたが、炎軸レックウザの評価は高くなかったので勝っていて驚きでした。

当日のマッチング

きょうじ
1.バシャーモニンフィア○
2.連撃ウーラオス○
3.レックウザVMAX○
4.連撃ウーラオス○
5.悪パーフェクション○
6.連撃ウーラオス×
7.連撃テンタクル×

DAY2
1.オロヨノクレセリア○○
2.黒馬マホイップ○○
3.白馬バドレックス×○○
4.連撃ウーラオス×○×


1.連撃ウーラオス○
2.黒馬マホイップ○
3.ムゲンダイナブラッキー○
4.白馬バドレックス×
5.黒馬マホイップ×
6.連撃ウーラオス○
7.黒馬マホイップ○

ハジメ
1.リザードン○
2.リーフィアVMAX○
3.悪パーフェクション×
4.インテレオンVMAXウーラオスVMAX○
5.一撃ウーラオス○
6.黒馬×
7.悪パーフェクション○

しゅうと
1.ムゲンダイナブラッキー×
2.連撃ウーラオス○
3.スイクンV○
4.連撃ウーラオス○
5.リーフィアVMAX×
6.連撃ウーラオス○
7.ルカメタザシアン○

けろぽん
1.悪ニンフィア○
2.連撃ウーラオス×
3.三神ジュラルドン○
4.連撃ウーラオス○
5.黒馬マホイップ○
6.スイクンルンパッパ×
7.炎レックウザVMAX○
8.連撃ウーラオス×

 総合してみると31勝14敗と決して低くはない結果かなと思います。

 5人ではほとんど2種類のデッキを使っていました。次はデッキレシピです。

デッキレシピ

 まず、きょうじとしゅうとが使ったデッキがこちらです。(以降デッキ1と呼ぶ)

次に僕、ハジメ、けろぽんが使ったデッキです。
(以降デッキ2と呼ぶ)

 これら二つのデッキの違いは、クイックボールの枚数、進化のお香の有無、冒険家の発見の枚数、博士、マリィの枚数、頂への雪道の枚数です。これらの採用理由について詳しく説明していきたいと思います。

追記
きょうじのデッキは冒険家の発見3でボスの司令2です。

採用・不採用理由

ポケモン

・黒馬バドレックスV(シャドーミスト)4枚

 4枚ないと場が安定しないので4枚採用。なぜ全てシャドーミストかというと、連撃ウーラオスデッキに対してやみをまとうのバドレックスでスタートしてしまうと、安定してシャドーミストが使えないので4枚ともシャドーミストにしました。

 連撃テンタクルなどの非エクデッキがもっと増えてきたら1枚だけやみをまとうに変えてもいいと思います。

・黒馬バドレックスVMAX 4枚

 4枚あると安定してバドレックスが立つので4枚採用。場に3枚は置いておけると良いので、3枚だとサイド落ちした時に立たなくなってしまう。

・マホイップV・VMAX2枚

 大体の試合では一回しか使わないが、飾り付けから入る試合がたくさんあり、序盤から立てたい場合が多いので2枚ずつの採用。きょだいホイッパーも飾り付けも優秀です。

・ゲンガー&ミミッキュGX 1枚

 1ターンエネルギーをつけるターンをもらうためのカード。後攻1ターン目に相手の種ポケモンが1体しかいない場合などにイージーウィンも狙えます。

・マーシャドー 2枚

 自分の雪道と相手の雪道を割るために2枚の採用。1枚だと雪道を張ってくるデッキ(白馬バドレックスなど)に雪道を押し付けられてしまうので2枚にしました。

・デデンネ、クロバット 1枚ずつ

 冒険家の発見でドローにつながるカードがクロバットVなので1枚は採用。2枚クロバットにすると、終盤にボスの司令やリセットスタンプなどのカードを引き込みたい時に引けないので、デデンネも1枚採用しています。

トレーナーズ

・霧の水晶 4枚

 言うことないと思いますが、エネルギーと種ポケモンどちらかを選べるため序盤から終盤のいつ引いても強いカードなので、最大枚数の4枚採用です。

・クイックボール2
・しんかのおこう2
・ポケモン通信2
・冒険家の発見2
※デッキ1の場合

 クイックボールや冒険家の発見を減らして進化のお香を入れています。序盤に種を並べることではなく中盤にしっかりと進化できるようにです。

・クイックボール3
・ポケモン通信2
・冒険家の発見3
※デッキ2の場合

 こちらのデッキは序盤に安定してポケモンを並べることを意識してクイックボールを少しだけ厚めに採用しています。

 大会を通して感じたことですが、後攻1ターン目に冒険家を使えて種ポケモンをたくさん並べることができても先行2ターン目のマリィで手札を流されてしまい進化できないことが多々あったので進化のおこうを採用したデッキ1の方がよかったかなと言う印象です。

 どちらにしよ冒険家の発見のパワーが高いことは実感しました。

・ポケモン入れ替え3
・風船2

 練習をしていて入れ替え系は5枚がいいと感じました。特にポケモン入れ替えは欲しい時に引けないことがあったので3枚がいいと思います。

 特に5枚でがいいと言う根拠はなく、5枚あると安定するよねと言うことになり5枚採用にしました。4枚でも引けると言う人は4枚でもいいと思います。

・リセットスタンプ 1枚

 終盤に雪道と合わせて使うと強いカード。リセットスタンプを終盤に使うことでまくることもあったので1枚は必須。2枚欲しかったが枠の都合上1枚の採用。

・普通の釣竿 1枚

 エネルギーとポケモンを合計4枚戻せることができる強いカード。主にマーシャドーとエネルギー、マホイップかバドレックスのVMAXを戻すことが多いと思います。

・博士の研究 1枚
・マリィ   4枚
・冒険家の発見2枚
※デッキ1の場合

 まず展開するサポートの枚数は合計して7枚に落ち着きました。これが多過ぎず少な過ぎたからです。このデッキは雪道などの枚数を削って進化のお香を入れているので、冒険家の発見が少なくマリィが多めに入っています。

 なぜ博士の研究よりもマリィの方が多いのかと言うと、スタンプなど終盤に使いたいカードを温存しておくためです。黒馬バドレックスVMAXが場に何体か立つと多少手札が少なくてもめいかいのとびらで補えるためマリィがおおくなりました。

・博士の研究 2枚
・マリィ         2枚
・冒険家の発見3枚
※デッキ2の場合

 このデッキは引いて展開する系のカードが1枚少なく冒険家の発見になっています。これは割と好みだと思いますが、安定して場を作っていきたかったため、冒険家を厚めに採用しています。

・頂きへの雪道2枚または3枚

 デッキ1の方は2枚、デッキ2の方は3枚となっています。雪道は不利マッチの悪タイプのデッキ(ムゲンダイナ、悪パーフェクションなど)に対してワンチャン作ってくれるカードです。またミラーマッチなどに対しても自分だけめいかいのとびらを使って相手には使わせないなどの事もできるのでこのデッキのキーカードです。2枚だと引けない時に引けないことがあったので3枚にしましたがこれも好みだと思います。

・基本超エネルギー 14枚

 冒険家の発見を採用している都合上基本エネルギーを手札に引き込めない場合があります。基本的なエネルギーの枚数は12から14だと思いますが、14枚の採用にしました。
 飾り付けから入るマッチも少なくはないので、多めの14枚です。

不採用カード

・オーロット&ヨノワールGX
 マリィと雪道とナイトウォッチャーのコンボは最凶ですが、それよりもエネルギーを多く採用したかったのとこのデッキはマリィを序盤から使っていくデッキではないため抜けました。

・ネクロズマV
 このデッキはキャプチャーエネルギーを入れずとも十分な展開ができるため、ネクロズマは入れませんでした。

・エネルギーリサイクル
 エネルギーを5枚戻さなくてもエネルギーは足りるので入れませんでした。

・トレーニングコート
 エネルギーは戻さなくても足りるので抜きました。自分の雪道を割れるのは強いけれどもマーシャドーで良いので。

各対面の立ち回り方

・VS連撃ウーラオス 微有利〜五分

 一般的に黒馬マホは連撃に有利だと言われていますが、正直微有利から五分あたりだなと思っています。

 まず、場に出すのは黒馬バドレックスだけにします。序盤はシャドーミストから入って相手の連撃エネルギーを貼らせないようにします。

 おそらく連撃ウーラオス側は進化してこないでクイックシューターをして時間を稼いでくると思うので、こちらは場にエネルギーか5枚くらいに溜まったらマリィと一緒にダイガイストで何かを倒せるとベストです。この際に後ろにはVMAXは一体だけを置くようにするとキョダイレンゲキ2回で倒されないようになります。

 ジラーチを出してくると思いますが、こちらは雪道があるのでお構いなしにワンパンしていきましょう。

 サイドプランは3-3が一番良いが大体は3-3で取らせてくれないので1-3-3や2-3-1を目指します。

VS黒馬マホイップ 微有利

 ここでは雪道入りが一番多いと思うので雪道入りのデッキと仮定していきます。先攻であっても後攻であっても雪道&飾り付けから入っていきます。
 飾り付けとめいかいのとびらで11エネつけてダイガイストで先にワンパンすれば勝てると思います。相手がきょだいホイッパーでこちらのマホイップを取ってきたらスタンプ雪道であいてを止めつつこちらはダイガイストで倒します。
 きょだいホイッパーで倒してしまうと盤面からエネルギーが消えてしまうためダイガイストで倒すことを目標とします。

 注意しておいたほうがいいことは、ホラーハウスのケアです。逃げるためのエネルギーを事前に付けておいたり風船をつけておくなどして相手に1ターン与えないようにしましょう。


VSムゲンダイナ 微不利

 ムゲンダイナデッキは特性持ちのポケモンが多いので、雪道が思ったよりも刺さるマッチです。序盤は黒馬バドレックスVだけをベンチに置いて飾り付けから入ります。
 基本プランは3-3で倒します。ガラルファイアーで戦ってくる可能性が高いので、2体のマホイップをくるくるしながら使うと相手にボスを要求することができるのでいいと思います。
 基本的には不利ですが、マリィと雪道で案外止まってくれるのでお祈りです。

VS悪パーフェクション不利

 このマッチはものすごく不利です。ガラルファイアーが序盤から戦ってくるので、こちらもムゲンダイナ戦同様にして後ろは進化させずに雪道飾り付けから入ります。マホイップは基本的にデッドムーンでしか返せないので2回は攻撃できると思っていいです。3-3では取れないので2-2-2を目指して戦いたいと思っています。 
 このマッチも雪道が強く使えるので、マリィと雪道を一緒に使っていきましょう。

VSレックウザ(雷軸)有利

 このマッチも雪道が強く使えるマッチです。3-3で取ることを意識します。
 1体目のレックウザをダイガイストで2体目のレックウザをマホイップで倒せるのが理想的です。序盤ホラーハウスや雪道シャドーミストなどで相手の動きを止めつつ、11エネを場にためていって先にレックウザを倒せれば勝てると思います。相手のトキワの森などは有効活用しましょう。

VSスイクンチルタリス(有利)
 このマッチはベンチを2体までに絞って盤面を作っていきます。黒馬バドレックスVMAXに160ダメージを入れられてしまうと2回で倒されてしまうのでベンチを絞って展開をしていきます。
 ダイガイストが7エネでワンパンできるので(タフネスマント付きは9エネ)比較的に簡単に倒せるのでこちらは2-2-2で倒すのを心がけていきます。雪道はあんまり強く使えないので貼らなくてもいいと思います。

VS白馬バドレックス五分〜微有利
 こちらは飾り付けから入っていきます。ダイランスだけではこちらのマホイップも黒馬バドレックスも倒れないので2回は動けると思います。
 新しく登場したスイクンのせいで3-3で取ることはできませんが、3-2-1で取ることを心がけていきます。
 相手は雪道を張ってくるのでこちらからは使わず、マーシャドーを大切にしましょう。

VSルカメタザシアン有利
 ザマゼンタがきついと思いきや、雪道があるので全然勝てます。このデッキはトレーナーズが多いデッキなのでゲンガー&ミミッキュGXのポルターガイストでも相当の打点を出すことができます。フルメタルウォールGXでエネルギーが3エネもってかれるのは少し痛いので普通の釣り竿は大切にしていきましょう。
 2-3-2で取らされるので前を順当に倒していきましょう。マホイップはザシアンに倒されてしまうので、詰めだけに使います。

あとがき

 僕は元々連撃ウーラオスを使う予定でしたが周りの練習メンバーみんなが黒馬バドレックスを使っていて使ってみたらすごく強かったので、後悔はしていません。
 一緒に練習していた仲間がTAを取ることができて大変嬉しく思っています。このデッキはまるまるシティリーグに持っていっても結果が残せるくらい強いデッキに仕上がったと思います。

一緒に練習してくれた仲間に感謝だし、こんな情勢の中JCSを開催したポケモンさんにも感謝です。

 僕は来年のJCSまでポケモンカードはやらない予定だったので結果を残したかったですが悔いはない試合ができたのでよかったです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました!何か質問があればいつでも受け付けますので気軽に言ってください。次のCL横浜の予定もされて皆さんのポケカ熱は高まるばかりだと思います。楽しいポケカライフを送りましょう!

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