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四柱推命【1月の運気のお話】


1月のテーマは、
『春に蒔く種を選び、どう育てていくかを決め、今からできることを何か行動に移してみる。』


1月(1月6日〜2月3日)は、癸丑(みずのとうし)という運気が巡る。
癸=雨を表し、丑=冬を表す。


癸という漢字は、雨を表すと同時に、『何かを企てる』という意味を持つ。
丑という漢字もまた同じく、『物事を始める』という意味を持つ。
季節的には、癸も丑も冬の要素を持つので、春のように一斉に芽吹いて、スタートさせるというよりは、冬の終わりの少し生あたたかい雨が、降り積もった雪を少しずつ溶かしていくようなイメージだ。
春の種蒔きの準備期間と言える。


癸丑から導き出される星は、比肩・偏印・偏官・冠帯の4つ。

自分と向き合い続け自分看板を掲げる比肩、
古い価値観や前例に囚われないオリジナリティを大切にする偏印、
考える前にまず行動の偏官、
女王の如くブレない女性性強めの華やかな冠帯。


これらも読みときに加えると、2023年以降の自分どうありたいか、
(=春に蒔く種を決める)を決め、
それを机上の空論で終わらせないために、今からできることを小さなことでも
行動に移す。
ということが、1月のテーマになるのではないか。


このテキストを書きながら、ふと感じたことがある。

自分が憧れていた凛々しい狼は、実は狼の皮を被った人間で、
本物の狼は自分だったってことはないだろうか?
それに気がついたら、自分を下に置いたり、上からものを見たりすることなく
力強く、自由に野山を駆け回ったらいいんだ。
偽りのない、本物の狼として。

偽ったものたちは、
冬の終わりの雪のように癸丑の雨に溶かされていくみたいに。



晴海たお






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