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午後5時半、夕食、カップラーメン

日曜日の午後4時半頃
4歳の息子「今日の夜ご飯カップラーメンがいい!」
YouTubeで何を見たのか、夜ご飯のリクエストがなんとカップラーメン。

わたし「そうなん?じゃあ息子くんはカップラーメンにしたら?とうちゃんとかあちゃんは違うのにするから...」
息子「ダメー。みんなカップラーメン!!」
えっ...と思いつつ、夜ご飯作らなくていい...という誘惑。

わたし「じゃあ、とうちゃんと好きなん買っておいで」

午後5時前
カップラーメン買って帰ってくる。
息子「今から食べるー」
わたし「いやいや、まだ早いって!せめてご飯炊けるまで待って」
息子「食べるー!!」
わたし「よし、じゃあお湯わかそう!」
アラジンストーブにやかんをセット。
お湯沸かすのに時間をかせぐ。
息子「まだぁ〜?」「開けとくぅ〜」「まだぁ〜?」
何回「まだぁ〜」って言ったかな。
お湯が沸いてきて、ようやく作る。
4分待つ。
はい、出来上がり。ピーピーピー。ちょうどご飯も炊けた。

午後5時半、夕食、カップラーメン。

息子「いやいや、こんなことになるとはね」
わたし「いやいや、それ、こっちのセリフ」

いやいや、これでも私、割と食事には気を遣ってきた方なのよ。
産前産後は和食中心だったし、離乳食だってほぼ手作り。冷凍だってほとんど使わなかった。そうしなきゃ!って思っていたわけじゃなく、自分がそうしたかったからしてたんだけど。まさか、カップラーメンが夜ご飯になる日が来るなんて思ってもみなかった。
だけど、栄養とか食べる時間とか、そういうことよりも、「食べたい!」「今!」っていうその時の気持ちの方が大事かなーって思うようになって、まぁいっかーって受け入れれるようになってきた。まぁちょっと時間引き延ばしたりしてるけど。でもまぁ面白いじゃないか。楽しくおいしくいただけるなら、たまにはこんな日があってもいいじゃないか。子どもの奇想天外な提案を面白がって受け入れてみるのも、大人のつまらない枠組みをぶっ壊すいいチャンスかもしれないなと思う。

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