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生成AIの考え方を大公開!

Chat GPTを使ったことはありますか?
今や毎日進化を続けている生成AIですが、波に乗ることはできていますか?

波に取り残されて、「生成AIは仕事を奪う」なんか言っていても、生成AIは進化をし続けるので、皆さんも少し生成AIに詳しくなって明日からの生活を少しでも楽しませんか?


生成AIの基本

生成AI(Generative AI)は、主に

  • 文章生成AI(Chat GPT、bing AI)

  • 画像生成AI(Stable Diffusion、Midjourney)

  • 動画生成AI(Make-a-Video、Phenaki)

  • 音声生成AI(VALL-E)

4つの種類に分けることができます。
中でも、文章生成や画像生成は耳にしたこともあるはずです。

なんでも生成できるAIも、プロンプトと呼ばれる指示文章を人間が書く必要があります。この指示文章をうまく書くことができると、自分が望んだものを生成することができます。

しかし、多くの日本人は生成AIに触れてもなかなか自分の望んだ回答を得ることができず、使い続けることを断念する人もいると感じています。

そんな人のためにも、今回は生成AIで使えるプロンプト(指示文章)を作成するときの基本的な考え方を紹介します!
使うきっかけになればと思います!


プロンプトの考え方

プロンプトの考え方も、文章生成、画像生成なども書き方が少し違うので、その部分をまず明確にしましょう。

文章生成AIの場合

あなたはプロのカンセラーです。
20代の男性が、日常生活を充実して過ごすために
ストレスの発散方法を教えてください。
誰でも取り組みやすい内容で、
例えば、一日10分散歩をするなどです。
箇条書きでストレス発散方法を5個教えてください。

カウンセラープロンプト
  1. ChatGPTの立場を明確にする

  2. 具体的な「前提」を書く

  3. 回答の条件を狭く(制約する)

  4. 可能ならば、トピックや例を与える

  5. 出力の形式を指定する

文章生成AIを使うときに、このような順序でプロンプトを書くと求めている回答を得やすくなります。

最初の手順として、「立場」を明確にする作業が必要です。
皆さんも、何かわからない専門家に聞くよりも、聞きたい分野の専門家に聞いた方がいいのと同じで、Chat GPTも聞きたい分野の専門家にする必要があります。そのため、→「あなたはプロのカンセラーです」このような文章を入れます。

次に「具体的な前提」を書くことです。例えば、上記の文章で言うならば、20代の男性が日常生活を充実して過ごすために」
このように、どの年齢層なのか?性別、何を望んでいるのか?みたいな部分を具体的に書きましょう。

次に、「回答の条件を狭く(制約する)」です。
「誰でも取り組みやすい内容で」のように、制約を加えることで求めている回答を得やすくなります。

次に、「可能ならば、トピックや例を与える」です。
「例えば、一日10分散歩をするなどです。」例えばみたいなイメージで、何をイメージしていて、どのような規模感なのかがここで決まります。

最後に「出力の形式を指定する」です。
「箇条書きで」のように、箇条書き、表形式、マークダウン形式など答えを見やすくするための出力形式を最後に指定します。

この過程を踏むことで、簡単にChat GPTのプロンプトを作成することができます。

画像生成AIの場合

次に教えるのは、画像生成AIの場合のプロンプトの書き方です。
こちらは文章生成AIとは違い、少し難しく感じるかもしれませんが、
一緒に勉強しましょう!

基本的な構成
[品質]→[構図]→[モデルの数]→[モデルの外見]→[モデルのポーズ]→[背景] の順番が好ましいとされています。

まずは品質です。
4k(8k)       4K(8K)   画質4K(8K)画質になる
ultra high res    超高解像度    品質が向上する

品質の部分をいじる場合はできる限り、高画質、高解像度をお勧めします。

次の構図です。
low angle shot   低い角度から撮影   下から見上げた画像になる
high angle shot   高い角度から撮影  上から見下ろした画像になる
構図の部分では、どの角度から撮影するのかを決めることができます。

この構図を決めることで、横顔などの画像ができることができます。

次はモデルの数です。
1girl       女性が1人     被写体の女性が1人になる
2girl       女性が2人     被写体の女性が2人になる
1boy       男性が1人     被写体の男性が1人になる
2boy       男性が2人     被写体の男性が2人になる

これでモデルの数を変化させることができます。

このように、英語でプロンプトを入力し、出力します。

まとめ

今回は文章生成、画像生成の2つでしたが、まだまだ新しいAIは1日に1個はでているので、追いかけると言うよりも、自分の知っているAIを更新していくみたいな感覚で調べてみるのもいいかもしれませんね!
ぜひ使ってみてください。