見出し画像

副業ブログを成功させるためのマインドセット

こんにちわ。ハルテと申します。

今回の記事では副業ブログを成功させるためのマインドセット・考え方について書きたいと思います。

最近ではブログ以外にもyoutubeなどのSNSも含め手段が多様化していますが、この記事ではブログに特化した話です。

またある程度ブログを始めて運営している人向けです。細かい説明は省略しています。

自己紹介

都内でWeb系のエンジニアやっています。営業や企画職をフラフラしてましたが、最近エンジニアに戻りました。

2019/8から本格的にブログ開始して、約1年経過しました。ブログ始める前まではSEOもWordPressの知識もほぼゼロの状態からスタートです。

ITエンジニア経験のメリットはサーバ立ててドメイン取ってブログ開始するまでの早さが人より早かったくらいです。

そんな初心者からのスタートでしたが、ブログ開始して半年間で月間収益5桁達成、8か月目で6桁達成しました。自粛期間の後押しも大きかったです。

この記事を書いている時点でブログを雑記ブログ・特化ブログ・趣味ブログの3つ運営しており、合計記事数は250記事ほどになります。

メインブログのPV推移

こちらは最初に作ったブログの2019/8~2020/7までの1年間のPV月間推移です。

2020/5月のGWコアアップデート直撃しましたが、2020/7に8割強まで復活して月間収益も復活しました。

画像1

集客サマリ

同期間の集約サマリ。ほぼSEO頼みです。Direct(直接訪れる)が6.2%、Referral(リンク遷移)が0.8%、Social(Twitterなど)は0.4%となっています。

Referralを見て分かるとおり被リンクもほとんどついておらず、悲しいですがSNSからもほとんど人が来てくれません。


画像2

当初はSNS運用も頑張ってSEO依存を脱却しようと思いましたが、ブログ記事生産で精一杯なのと、向いてなかったので諦めました。

副業ブログの成功の定義

まずは副業で実施するという点です。私の場合はメインの職業がエンジニアです。

メインの仕事に影響を与えない前提で取り組むことが前提になります。

この前提を置くと頑張っても平日3時間+休日くらいしか時間が取れません。

次にブログによる収益がある程度出ていることが成功の定義です。PVではなく収益を置いています。

この記事で書く成功は今の自分くらい(6桁くらい)を目安です。

XXX万稼ぎました。という人が沢山いますが、多分今のやり方だと無理なのでゴール設定に7桁以上を置いている人は参考になりません。逆に教えてください。

まとめると副業として現実的に捻出できる時間を使ってブログで収益をあげるためのマインドセットになります

テクニックではなく、考え方寄りの話です。

どこで勝負するかという話

まずは勝負する領域の話からです。どの領域を攻めるかは収益化するブログをやる上では最重要の話だと考えています。

私の中ではメディアを大きく3種類に分類しています。

企業メディア

mybestのような企業がメディアを運営しているケースです。数十人~数百人レベルで運用しています。

企画担当・デザイナーから記事執筆に特化した人材が集まっており、被リンク獲得や専門記事執筆を調整するための営業担当まで揃っています。

毎日質の高い記事が数記事Upされつづけており、ドメインパワーも戦略的に高めており非常に強いです。

専業アフィリエイター / 片手間企業メディア

アフィリエイターとして生計を立てているブロガーです。

メインの仕事に位置づけられるため基本的には1日中アフィリエイト活動を行っています。

あとはメイン事業があり、片手間で小遣い稼ぎでメディア運営している弱小企業メディアもこのカテゴリに分類しています。

副業ブロガー(アフィリエイター)

メインの仕事が終わった後や休日にアフィリエイト活動を行うブロガーです。私もこちらに属しています。

平日に頑張って3時間ほど、土日のどちらかをブログ活動に費やす程度になります。

そもそも普通に戦っても勝ち目がない

副業ブロガーの場合、どれだけプライベートの時間や睡眠時間を削って取り組んだところで専業アフィリエイターの1/4ほどしか使える時間がありません。

同じ路線で戦っても太刀打ちできません。どんどん差が開く一方です。

当然、企業メディアは論外です。

どこで戦うべきか?

上記の前提をふまえて、どこで戦うのかを考える必要がありますが、私の中では大きく2点あります。

1点目は専業アフィリエイターすら存在しない領域で戦う。2点目は専業アフィリエイターと同じ土俵で4倍以上の成果を出せる分野で戦うかのどちらかです。

企業メディアや専業アフィリエイターがいるかどうかは、狙っているキーワードで検索してみたり、サイト分析ツールで見てみると分かります。慣れてくると記事の質を見たり、更新数を見ると何となく見えてきます。

企業メディアや専業アフィリエイターに検索上位を占領されている領域はレッドオーシャンです。

占領されている領域で、どんなに頑張ったところで時間の無駄なのでやめましょう。寝ていたほうが体力も回復して有意義です。

2点目の得意領域は、自分しか書けないような記事を生み出せるような分野です。例えば保育士をしていて、保育の話や子供の記事を書くようなケースです。

ただしいくら得意領域でも企業メディアには勝てません。あらゆる観点の専門家を大量に召喚してきます。無謀なので企業メディアがいる時点で参入は控えましょう。

エンジニア×転職記事とかは、占領されている領域の例だと言えます。

領域の単位

この記事で指す領域は、ジャンルレベルからキーワードレベルまでの様々な粒度の単位です。

例えば、PCを売りたい場合、「PC おすすめ」だとかなり厳しいですが、「初心者 PC 選び方」だと個人サイトも出てきます。

単純におすすめPCを並べていくより、初心者がどう選ぶかを解説する領域だったら・・という考え方です。

※上記は例です

また大前提として、ある程度検索ボリュームがある領域である必要があります。

PVを稼げる領域ではなく案件がある領域

私の場合は合計3サイトでPV月間5万届かないくらいですが、6桁収益達成しています。

収益構造としては、ざっくりですがアフィリエイトが約9割、物販1割という感じです。adsenseは一応貼っていますが、2~3%程度です。

adsenseの場合は、案件を気にする必要ありませんが、基本的にPVに比例して収益がついてくる形になります。

サイトジャンルや広告掲載枠にもよりますが、記事下1枠のみで1万PV=2000円程度です。adsenseだけで6桁収益を目指す場合は単純計算で50万PVほどを月間で取得する必要があります。

副業ブロガーの前提で、上記のようなサイトを構築するのは困難だと思いますので、原則アフィリエイト案件がある領域を探す必要があります。

どこに時間を使うかという話

主にサイトを作成して記事を書くまでの流れとして以下があります。

1. 書きたいジャンルを選定
2. サイト設計
3. キーワード選定
4. キーワードに沿ったSEO記事を書く
5. 順位計測
6. 既存記事のリライト

サイトを立ち上げたら3~6をひたすら繰り返す形です。

更にもう少し4を分解してみます。Wordpress前提です。

4-1. 見出し構成を考える
4-2. 見出しにあった文章を書く
4-3. Wordpressにのせる
4-4. 装飾する
4-5. 記事公開

この流れは専業アフィリエイターも副業ブロガーも同様です。
※企業メディアは各項目毎に分担しています

つまり同じ流れでやっている限り専業アフィリエイターに勝つことは厳しいです。単純に考えて4倍効率よく動かないと勝てません。

そこで私が取り組んだ内容が、記事ライティングの一部外注化と時間配分の見直しです。

記事ライティングの一部外注化

コストをどこまでかけるかによって変わりますが、4-2だけ外出しするのもアリですし、4ごと丸投げすることも出来ます。

外注化の対象としては、以下2点にあてはまるものです。

1. 自分の得意分野ではない分野や一般的な分野の記事
2. ある程度見出し構成がテンプレ化できている記事
3. 他記事の後押しをするための記事 ※内部リンクで送客

ただし丸投げする場合は、ある程度SEOライティングが出来る人でないと無駄になってしまうため、注意しましょう。

見出し構成まで全てこちらで提示することで、ある程度SEO品質も担保できますしコストも低くできます。6桁前半の収益でも充分元を取ることが可能です。

外注化も様々な失敗がありましたが、、また別記事で書きたいと思います。

時間配分比率の見直し

現在では使える時間の7割以上を1~3(ジャンル選定~キーワード選定)に使っています。他の時間もほぼ既存記事のリライトと外注記事チェックです。

特に2, 3のための競合サイト分析に時間を使っています。

ある程度SEOの情報をキャッチアップしたら、とにかくSEO上位のサイト分析を徹底的に実施するほうが効率的です。

GoogleのSEOは常にアップデートされ続けているので、1年前のSEO記事を見るより、今の上位サイトを見るほうが正解に近いと思っています。

ブログを始めたばかりの頃は100記事目指してひたすら記事を書いており、4の記事ライティングの作業が9割占めていました。

副業ブロガーでこの状態では、かなり厳しいです。運よく当たっても別ジャンルに横展開できません。

やった感は出ますが、成功を目指したいのであれば上流工程に多くの時間を割くべきです。

正解は買っても探しても見つからない

ありがちな失敗としてnoteなどの有料記事を買いあさって有効な知識を身に着けようとしがちです。

特に副業ブロガーの場合、時間の最適化目的でお金で解決しようと考えてしまうケースも少なくないと思います。

基本的にブログの世界もユーザの奪い合いなので、本当に成功している人のコンテンツだとしても、競争相手の差別化になるコアな稼げる知識は公開しません。

ある程度の深さの知識は、自分の経験で身に着けていくしかないと思っています。

お金と時間を無駄に使って浅い知識ばかり身に着けるのではなく、ある程度学んだ時点で実践を繰り返すほうが有意義です。

成功までの成長ロードマップ

まだまだ私も成長途中ですが、最後にこの記事の冒頭で定義した自己紹介の事前知識から、定義した成功ラインに辿り着くまでのロードマップを紹介します。

インターネットにかかれているレベルのSEOの基礎を身につける
 →SEOライティングとセールスライティングを学ぶ
  →100記事書く ※理由は解説してます

SEOの基礎を身につける

インターネットにかかれているレベルのSEOの基礎をyoutubeやGoogle検索から学びましょう。だいたいどの動画や記事を見ても同じような内容が発信されているので、これ前も見たな・聞いたなと感じるくらいまでで大丈夫です。

SEOライティングとセールスライティングを学ぶ

記事を書くときに意識する必要があるのは、以下の3つです。

1. SEOに有効な記事を書く
2. 広告クリック→コンバージョンに繋がる記事を書く
3. ユーザが読んでくれる記事を書く

3は記事をとにかく書いて分析することを繰り返せば自然と身に着くと思いますので、1, 2を学びましょう。特に2は書籍から正確な知識を学ぶことをおススメします。

校正観点で整っている記事=優れている記事ではないことに注意です。

100記事書く

結論、100記事書いた瞬間に何かが変わることはないのですが、ライティングと分析サイクルを回すことで、成功に繋がる記事の書き方が見えてきます。

100記事書いたところで90記事は外れます。ただ数記事SEO上位に位置する記事(PVがつく)も出てきます。

繰り返すことで当たるかどうかは分からないですが、当たらない記事は分かるようになります。

ここで重要なのは順位測定含めた分析をサイクルに含めることです。100記事作成だけをゴールにひたすら振り返らない記事執筆は時間の無題です。

無駄な記事を極力書かないことは時間の最適化の点において重要ですし、そもそも自身にライティング経験がないと外注したところで評価できないので、このステップは踏むことをお勧めします。

副業ブログを成功させるためのマインドセットまとめ

副業ブロガーは戦える場所で戦う×稼げる場所で戦う×使える時間を最適化することで、ようやくスタートラインに立てると思っています。

戦える場所×稼げる場所を探すために、限られた時間の大多数を使う=使える時間を最適化が最善だと考えます。

まだまだ私も初めて1年程度のひよこですが、個人でも副業でもやっていける領域なのかな?と少しでも感じていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?