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*010 インボイス制度について

小さい規模で商売している免税業者からも、今後は消費税を納めてもらいましょう。という制度改革だと思っているんですけど、違うんですかね。
乱暴に言うと、年間の消費税額計算するのも大変だし、良いですよあげます。というのがこれまでの優遇の中身だったと認識しています。
それくらいやろうよ。とも思っていたけど。

3%→5%→8%……うーむ、さすがに10%ともなればそのまま利益として懐に入れても良いよってわけにはいかないので、頑張って計算して差し引いて預かった消費税は、年度末にちゃんと納めてくださいね。というのの何が問題なんだろうか。

インボイス制度に反対している人たちは、この面倒な消費税計算や、課税業者であることを証明する為に増える書類等について反対しているのだと思っていたよ。
やり方ってのがあるでしょうよ!ということはあるだろうなと思う。

消費者から巡り巡って受け取った消費税は、納めるのが当然のもので、これまではそれを100%利益としても良いよってことで、ラッキーありがてーってものだと思う。

長年そうやってきたら、その利益を見込んだ商売をしてしまう気持ちは、まぁ分からないでもないけど、でも、本来受け取れるべき権利みたいに言われてしまうと、それは違うんじゃないか?と思ってしまう。
インボイス制度が始まったら、これだけ税金が増えるんですって、それは元々クライアントが消費税額として支払ったものだし、消費者が支払った10%の一部よ。と思う。
仕入れや経費の消費税と差し引いて残った分は当然自分の利益ではないと思っているし、商売する人はそう理解して受け取っていると思っていたけど、全然違ったんだな。と、この件について妙に傷付いたりして、そんな自分が不可解。

私の認識が間違っているのかも知れないので、引き続き勉強したいと思います。