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EDH 滑り寄る魔術師、カディーナ 構築を考える

こんにちは、はるそらです。
初めての方は、初めまして。

ついにサンダージャンクションが発売されましたね。
今回の注目カードはもちろん悟です。

前回のカディーナの記事に引き続き、今回もカディーナの記事になります。


はじめに

今回は実際に使っているデッキではなく、こんな構築はどうだろう的な内容になります。
前回は低速環境を考えたコントロールを意識して作ったデッキでした。
実際にコマサミに持ち込んだところ、全員が低速ってわけでもないので(そりゃそうだ)ぶっぱデッキが上家だと、妨害吐き続けてジリ貧で厳しかった。
ってことでカディーナにおけるぶっぱデッキを考えようと思います。

コンセプト

カディーナなのでもちろん変異を使っていきます。
変異クリーチャーにはいくつか強みがあります。
正体がわかないので妨害を吸いにくいとか、効果を妨害されにくいなどありますが、今回注目したいポイントは「唱えるコストが無色」であることです。
wikiによると代替コストでかつコスト減少カードの影響はうけると。つまり

コスト軽減

裏向きにした時点でマナ・コストの無いカードになるが、「(3)を支払う」という部分が代替コストを意味するため、唱えることができる。
代替コストは二重に適用できないため、裏向きに唱えるときに他の代替コストを適用することはできない。続唱悪逆な富/Villainous Wealth等の「マナ・コストを支払うことなく唱える」ことは代替コストであるため、これらの方法では変異で唱えることはできない。コスト増加カードコスト減少カードの影響は通常と同じく受ける。

MTG wiki
クリーチャー呪文のコスト減少
裏向き呪文のコスト減少
無色呪文のコスト減少

上記のカード群で変異のコストを「0」にすることができます。

みんなが見慣れた大人気クリーチャー

カディーナのドロー効果は、裏向きクリーチャーの着地時にドローなので1枚使って1枚引くため、手札の枚数に変化はありません。
変異が0コストになったところで、変異を使い切ったところで展開は止まり手札には大量の土地が残るだけになります。
デッキの半分以上は変異ではないので、すぐに種切れになっていいところ5,6枚裏向きクリーチャーが展開されて終わることでしょう。

デッキトップキャスト

そこで、デッキトップからキャストできるカードを使うことで手札を増やすことができます。

カディーナプレイヤー御用達の炉

《神秘の炉》はデッキトップからアーティファクトと「無色」の呪文をキャスト可能にします。
変異クリーチャーは無色呪文なので裏向きキャストすることができます。
手札消費なしで裏向きクリーチャーが着地するのでカディーナのドローを誘発させると1枚手札が増えるというわけです。
理想論で言えば常にデッキトップが変異で引くカードが変異以外であれば、デッキを掘り切ることができます。まあ、まず無理ですが。

瞬速

突然のリベレーター号

じゃあ、中途半端に止まらないようにするにはどうすればいいか。
一つの答えとして、「瞬速」で呪文をキャストできるようになればいいと考えています。

瞬速がない盤面だと先に書いた通り、デッキトップから唱えた分だけ1枚手札が増えるので、カディーナのドローで変異クリーチャーを引くと損になります。

瞬速がない盤面

ヴェズーヴァの多相の戦士キャスト→塩水の精霊ドロー→塩水の精霊キャスト→魔力の墓所ドロー→層雲の踊り手キャスト→棲み家の防御者ドロー→棲み家の防御者キャスト→森ドロー

順に唱えるとデッキが2枚残る

瞬速があればカディーナのドロースタックや変異呪文のスタックで追加の変異クリーチャーをキャストできます。

無色の呪文を瞬速でキャストできる盤面

ヴェズーヴァの多相の戦士キャスト→カディーナスタック1→塩水の精霊キャスト→カディーナスタック2→魔力の墓所ドロー→層雲の踊り手キャスト→カディーナスタック2→棲み家の防御者キャスト→カディーナスタック3→森ドロー→森ドロー→島ドロー

デッキを引き切ることができた

さらに、変異以外でもアーティファクト呪文が瞬速で唱えれる状況だと、無駄なドローが減ります。
上記の画像の場合、魔力の墓所をドローせずデッキトップからインスタントタイミングで唱えることで、デッキをもう1枚追加で引くことができる。

例えばデッキの並びが以下の画像の通りだと、

切望の隼キャスト→カディーナスタック1→破滅の贈り物キャスト→カディーナスタック2→森ドロー→ディミーアの印鑑キャスト→覚醒の兜キャスト→墨を取る軟泥キャスト→カディーナスタック2→水蓮の花びらキャスト→生けるものの洞窟キャスト→カディーナスタック3→森ドロー→跳ね回るシケイダキャスト(ウギン+覚醒の兜で0コスト)→狩り立てられた暴骨キャスト→カディーナスタック3→好奇のタリスマンキャスト→心なき召喚ドロー→塩水の精霊キャスト→カディーナスタック3→沼ドロー→島ドロー→水深の予見者キャスト→カディーナスタック2→ケルゥの呪文奪いキャスト→カディーナスタック3→島ドロー→島ドロー→タッサの信託者ドロー→オパールのモックスキャスト

マナファクトが場に並んでマナにも余裕が

でデッキを引き切れます。
実際には手札に変異がある状態で動くことになるので多少土地が連続しても問題ないですし、どうしても止まるデッキトップなら《神秘の炉》の起動効果、水深の予見者の変異ドロー効果などで、無理やり動くことも可能です。

デッキのカード採用枚数が
(変異+瞬速で唱えれるカード)枚数 > その他のカード枚数
にすることで、デッキをほぼ引き切ることができる。
とりわけ、コストを軽減することによって同じく0マナにしやすいアーティファクトが使い勝手がいいでしょう。

0~2マナ程度のアーティファクトと変異クリーチャーを大量にすることで条件を満たせるとおもいます。
低コストのマナアーティファクトはデッキの土地をぎりぎりまで削ることができるようになり、アーティファクトのマナ軽減がうまくできてなくても、使ったマナをある程度返してくれるのでお勧めです。

勝ち筋

勝ち筋は選択式採用する感じ

タッサの信託者

デッキを引き切れるならいつものお手軽タッサ。
デッキ的にデモコンと汚れた契約が動きを阻害する可能性がるので、タッサ単体採用するのかは要検討。
デモコン、汚れた契約はコンボパーツも持ってこれるので入れてもいい気がする。

戦闘ダメージ

単純にクリーチャーの数が並ぶので、上家のエンドフェイズに展開をして、自分のターンで総攻撃。
《墨を取る軟泥》で横並ぶ&高P/Tトークン。
《実験体12号》で強化。
《ティムールの軍馬》でトランプル。
等々、戦闘に役立つ変異効果も使っていけます。
他にも《孔蹄のビヒモス》で大ダメージを狙っていけます。

潮吹きの暴君(船砕きの怪物)

潮吹きの暴君で相手のパーマネントをすべてバウンス。
《雲石の工芸品》で無限キャストが成立すれば、土地も含め根こそぎバウンスできる。
船砕きの怪物だと土地に触れることができない。代わりに瞬速変異クリーチャー等を唱えて相手の呪文を妨害することができる。《船砕きの怪物》は打ち消されないのもポイント。
どちらもマナファクト使いまわしで無限マナからの無限変異効果使いまわしができる。
例:《オパールのモックス》起動1マナ→0マナカードキャスト→《オパールのモックス》バウンス→《オパールのモックス》キャスト→0マナのカードバウンス(繰り返しで無限マナ)
→変異クリーチャーキャスト→《オパールのモックス》バウンス→マナを使って変異起動効果処理→《オパールのモックス》キャスト→変異クリーチャーバウンス(繰り返しで効果使い放題)
変異を使いまわせると《金属殻のカニ》で相手のクリーチャーをすべて奪ったりも可能。
例:《金属殻のカニ》の変異効果で相手のクリーチャーとカニのコントロールを入れ替え→《脱出の名人》等でカニをバウンス→カニをキャスト→《脱出の名人》をバウンス→以下繰り返し

侵入警報

とにかくクリーチャー呪文をキャストするので、何度も起動を使いまわし。
マナクリーチャーや《アフェットの錬金術師》、クリーチャー化した《ガイアの揺籃の地》をぐるぐる。
《雲石の工芸品》があれば無限マナ。
雲石が無くても、1回のアンタップで②青+何かマナを賄えるなら、《残響の追跡者》を使って無限マナも可能。
例:マナクリーチャーで②青+何か1マナ出す→②青で《残響の追跡者》を表にして《残響の追跡者》をバウンス→《残響の追跡者》キャスト→侵入警報でマナクリーチャーアンタップ→何か1マナが余る→以下繰り返し

《氷羽のエイヴン》や《脱出の名人》は自身をバウンスできないが、同時に並べば交互にバウンスして同じ動きが可能。《ヴェズーヴァの多相の戦士》でコピーして1体代用もできる。

霊気貯蔵器

大量に呪文をキャストするので、簡単に50点に届く。
普通に使っても全員を飛ばしきれるが、一応《雲石の工芸品》などでの無限キャストで無限ダメージが可能。オーバーキル

無情な切り裂き魔

手札の黒のカード公開で表になれる《無情な切り裂き魔》。対戦相手のライフを2点失わせることができる。
《雲石の工芸品》の無限キャスト、《潮吹きの暴君》や《侵入警報》などの変異使いまわしギミックと合わせて無限ライフルーズが可能。
例:《無情な切り裂き魔》変異→0マナ変異キャスト→《雲石の工芸品》で《無情な切り裂き魔》バウンス→《無情な切り裂き魔》キャスト→《雲石の工芸品》で変異クリーチャーバウンス→以下繰り返し

デッキレシピ

ギミックどうかなって余りカードで仮組してみたデッキ。
これをベースにデッキを最適化していきたい。
連続キャストするデッキなので《沈黙》に弱いように見えて、瞬速が用意できていれば《沈黙》の上からカードを叩きつけれる。

使ってみた感想としては、変異クリーチャーを適当にいれたのでもっと選別するべきだった。
高額カードは、うまくいきそうなら後々投入。
サーチがほぼないけど、5~6帯で使ってみたがそこそこ勝てる。

個別カード解説

使おうとおもっている、使えそうなカードの個人的感想を交えた解説。
型によって入ったり入らなかったり。

・遮る霊気

1マナの裏向きクリーチャー呪文のコスト軽減カード。
1ターン目に貼れるのが最大の利点。
これを打ち消す人はいないはず。

・夢彫り刀

裏向きクリーチャー呪文のコスト軽減カード。
遮る霊気よりコストが重いが、道中で邪魔になりにくいのはこっち。

・心なき召喚

クリーチャー呪文を2マナ軽減する2マナエンチャント。
《遮る霊気》→《心なき召喚》→カディーナの流れがキレイ(個人の感想)
自分のクリーチャーがすべて-1/-1は結構なデメリットだが、裏向きクリーチャーはすべて2/2なので耐えることができる。
変異以外もリベレーター号やシケイダ、カディーナのコストも軽減してくれるのが偉い。

・人知を超えるもの、ウギン

無色の呪文を2マナ軽減するプレインズウォーカー。
変異はもちろん、アーティファクト全般もコストを軽減するので、着地さえしてしまえば、デッキが止まることはほぼなくなる。
+能力は山上の土地を弾けるし、-能力はドローを咎めるパーマネントを除去したり、アウフに引導を渡したりできる万能っぷり。
ただし6マナ。

・覚醒の兜

クリーチャーもアーティファクトもなんでもかんでもコスト-1超強い。
対戦相手も影響を受けるので、相手も超強くなる。
出したターンに決めなければ戦犯になる諸刃の剣。
無色カードなので、デッキが動き始めてから邪魔になりにくい。
霊気貯蔵気のコストが4なので道中で出しても無駄になりにくいのも高評価。
軽減やマナに余裕があるときは無理に出さないようにしよう。

・類似の金床

刻印したカードタイプのコストを2マナ軽減できるカード。
できればアーティファクトクリーチャーを追放してどっちのうま味を吸いたいところ。コストの軽いウギン。
アーティファクトの変異クリーチャーの優先度はこれのおかげでかなり高くなる。
無色の呪文なのでこいつも道中の邪魔になりにくい。
むしろアーティファクトのコスト軽減は十全じゃない状態で動き始めることが多いはずなので、道中でも有能。
手札に印鑑等を1枚残した状態(動いてるときにどれかは引くはず)で刻印できるようにしておきたい。

・雲の鍵

選んだタイプのみ軽減できるアーティファクト。
道中で引いて、ファクトコスト軽減をするのがメインの仕事。
変異のコスト軽減を引けてない時にクリーチャーを指定できるので、潤滑油的な役割も持っている。
これも無色なので動きの邪魔になりにくい。

・隠れた入り江のナイアード

なんでもコスト軽減(ただし相手のターン中)
瞬速付与カードが場にある状態で上家の終了ステップで仕掛ける用。
自身に瞬速がないので棒立ちしてたら怪しさしかない。

・間欠泉ドレイク

ニンフの上位互換。
コストとP/Tが同じなのに飛行を持っているし、エンチャント破壊が効かない。
サンダージャンクション注目カードの1枚。

・雲石の工芸品

デッキを掘っていって目指すカードその1。
変異のコストが0の状態で変異が2枚で無限キャスト。カディーナが居れば無限ドロー。途中でカディーナバウンスすることでデッキ切れ自殺もない。
《侵入警報》を入れた型にした場合は無限マナ。
《霊気貯蔵器》で無限ダメージ。

・霊気貯蔵器

呪文を唱えた数だけライフゲインができる置物。50点ライフで50点砲も飛ばせるフィニッシャー。
呪文は20回も30回も唱えることになるので、まあ大体の人は死ぬ。
《雲石の工芸品》の無限キャストがあれば無限ダメージだが、雲石が無くても致死量にはなる。雲石はおとりにして通していきたい。

・神秘の炉

このデッキの根幹を成すカード。
通常のカディーナデッキにも、基本的にはいっているのでよく見かけるはず。
デッキトップの変異キャストで手札は増え、デッキトップからアーティファクトキャストで、ドローの不純物がほぼなくなる。
仮にデッキトップ土地でも起動で弾くことができる。
強い。
起動なくてもいいので互換カードでないかな?

・エルフの合唱

デッキトップの生物を唱えれる効果に加えて、自分のクリーチャーを《極楽鳥》効果を付与してしまう強い。
クリーチャーは基本召喚酔いしているし、道中では有色かつエンチャントで不純物になり、デッキトップからアーティファクトをキャストできないので《神秘の炉》よりは数段落ちる。
上家のエンドフェイズに動いて、自分のターンに設置すればマナ富豪になれる。
エルフの合唱を出すのが前提なら《歓喜する喧嘩屋、タイヴァー》も選択肢にはなるかもしれない。
相手の持て余した白鳥の歌にも当たるカード。

・生類の侍臣

デッキトップのクリーチャーを唱えれるようになるクリーチャー。
《神秘の炉》、《エルフの合唱》より効果で劣る。
生き物であるから環境的に打ち消されにくいのは利点。
ナーガ指定の《魂の洞窟》をカディーナと共有できる。

・侵入警報

大量のクリーチャーが着地するので、マナクリーチャーを結構な数使いまわすことができるだけ。
《アフェットの錬金術師》がいればアーティファクトのタップ効果を使いまわすこともできる。
マナクリーチャーはすべて侵入警報が前提になる。
決まれば強いがデッキの枠を割けるかが疑問。

・極楽の羽ばたき飛行機械

侵入警報を入れる場合の最優マナクリ。
無色で動きの邪魔をせず、タフネス2で《心なき召喚》で自壊しない。
色マナがでる。
クリーチャーなので《神秘の炉》でも《エルフの合唱》でもデッキトップからキャスト可能。

・合金のマイア

役割は《極楽の羽ばたき飛行機械》と同じ。
コストは1重く3マナ。

・ラノワールの壌土語り

タフネスが2以上で《心なき召喚》に耐えれるマナクリーチャー。
アーティファクトでも無色でもないのでコンセプト的には邪魔になりやすいが、下の効果でクレイドルをクリーチャー化すればビッグバン宇宙が始まる。

・喜ぶハーフリング

《心なき召喚》に耐えれる1マナマナクリ。
カディーナ、《潜入者、悟》、リベレーター号の打ち消しを阻害できるのが有用。

・ウルザの空戦艇、リベレーター号

デッキのキーカードの内の1枚。
無色の呪文とアーティファクト呪文を瞬速を持っているかのように唱えれる。瞬速を付与するわけではないので注意
役割はコンセプトで書いたとおり、道中めくっても邪魔になりにくく、アーティファクト軽減とクリーチャー軽減の両方の恩恵を受けれるため、0マナキャストもめずらしくない。

・跳ね回るシケイダ

役割はリベレーター号と同じ。
アーティファクト軽減を受けれないが、アーティファクト破壊を受けないのでリベレーター号と比べて一長一短。

・断末魔の幻影

瞬速カードだが相手の終了ステップ限定。
ただ利点としては、すべての呪文がインスタントタイミングで使えるので、
《神秘の炉》や《エルフの合唱》がない状態から変異で掘っていって途中で《神秘の炉》を引いて勝ちにいける。(運ゲー)
自身が瞬速持ちなので《エルフの合唱》があればデッキトップから自力で降臨できるので、動きの不純物ではあるもののマナさえあれば邪魔になりにくい。

・七曲りの峡谷

起動コストはあるもののクリーチャーをインスタントタイミングでキャストできるカード。
デッキ的に土地をぎりぎりまで削っているので無色土地の立場は弱いが、マナファクトが多いので案外気にならないか?
アーティファクトに瞬速を付与できない点で、他の瞬速系のカードより弱いが、実際に動き始めたらどこかでリベレーター号なり引くはずなので問題はない。

・錬金術師の隠れ家

《七曲りの峡谷》の上位互換カード、瞬速付与がすべての呪文に変わった。
起動に色マナがいるがカディーナ唱えてる時点で緑青は確保できているはず。

・風に運ばれて

瞬速付与カード。
動いてるときに不純物になる点で他のカードに劣るが、マナさえあればキャントリップで手札枚数を維持できる。
《断末魔の幻影》と同じくすべての呪文に対して効果が及ぶので使い方は《断末魔の幻影》とほぼ同じ。違いは自分のターンでも瞬速を付与できるので使い勝手はこちらのほうがいいかもしれない。

・予期の力線

力線だから当たりまえなのだが、初手にあると強い。
道中で引くと完全に邪魔だが事前に貼っておいたときの破壊力は随一。
瞬速付与カードを何枚採用するかでいれるかどうか決まるカード。

・踏査

デッキを引き切ったあとに緑1マナから設置し、クレイドルを追加セットするカード。
カード自体はすごく便利なので初手からあってもうれしいカード。

・神秘の痕跡

デッキの土地の大半を基本土地にする理由になるカード。
神秘の痕跡の着地後は、引きで動きが止まることがほぼなくなる。
下の効果はおまけ《実験体12号》の効果を底上げできる。
大量展開後からのクレイドルで大量変異からのビートするときに沁みるかもしれない。

・孔蹄のビヒモス

クリーチャーがいっぱい並んだら強いやつ。
自分のターン展開だと回りみんな酔ってるけど使うのかこれ?。

・潜入者、悟

変異のコストが0になるとドローエンジンになる。
カディーナが除去されたときの保険にもなるし、カディーナと合わせて2枚ドローもデッキの安定性があがる。
リベレーター号等が0マナになっても引けるのは利点。

・印鑑シリーズ

2マナで出して1マナ帰ってくる置物。
起動にマナが必要なので注意。
マナ軽減込みで出したい。

・タリスマンシリーズ

2マナで1マナ帰ってくる置物。
印鑑と違って起動にマナはいらない。

・精神石

2マナで1マナ帰ってくる置物。
無色しかでない。
ドロー効果は本当にどうしようもないときだけ使う。

・思考の器

2マナで1マナ帰ってくる置物。
無色しかでない。
手札があふれる場合、あふれているのは土地なので上限撤廃が欲しい事は少ない。
コンボまでに手札を維持しながら回してたら役に立つときがくるかも。

・永遠溢れの盃

基本は精神石と同じく2マナで1マナ帰ってくるアーティファクト運用
動き始めで余剰マナがないときに捲れても、とりあえず0で投げておける。
軽減が十分に効いていれば2マナでる可能性もある。

・秘儀の印鑑

2マナで1マナ帰ってくる置物。
デメリットも特にないので使いやすい。

・バネ葉の太鼓

クリーチャーが居れば1マナで1マナ帰ってくる置物。
まあまずクリーチャーは場にいると思うので、起動しやすい。

・モックス・アンバー

構築的に序盤のマナ加速に使いにくいが、動いてるときはカディーナが立ってるはずなので単純に+1マナ置物。

・モックス・ダイアモンド

デッキの土地が少ないので序盤で使いにくい。
道中は土地が手札に溢れているので、+1マナ置物。

・金属モックス

本構築で一番使いやすいモックス。
序盤は有色パーマネントが手札にありだしやすい。

・オパールのモックス

序盤でアーティファクトが3枚そろわないこともないが、デッキの大半がクリーチャーのため、ちょっと使いにくい。
デッキにどれだけアーティファクトをいれるかどうか。

・Jeweled Amulet

1マナ貯めておいて後で使える置物。
序盤でも使えなくはない。

・宝石の睡蓮

統率者にしか使えないマナを出す使い切りアーティファクト。
カディーナは最大限に恩恵を受けれるわけではないが、色マナ2マナ分になるの十分に強い。

・水蓮の花びら

使い捨てだが、使いやすい。
序盤も終盤も無駄なく最後までおいしい。

・魔力の墓所

なぜか2マナ増えるやばいやつ。
3点は誤差。

・太陽の指輪

出したターンで1マナ増える。
コスト軽減を受けたら《魔力の墓所》。

・魔力の櫃

出したターンに2マナ増える置物。
一度寝たらたぶん起きることはほぼない。
《アフェットの錬金術士》がいれば…

・厳かなモノリス

出したターンに1マナ増える置物。
一度寝たらたぶん起きることはほぼない。

・玄武岩のモノリス

出すのに使ったマナが即座に帰ってくることができる±0置物。
元のコスト3マナが重たい。
コスト軽減されていると出しやすいしマナが増える。
君も起きることはない。

・緑の変異、変装クリーチャー達

最終的にクレイドルを設置するので、変異クリーチャーは緑なだけで価値が高い。
コンバットでの勝ち手段を選択肢として増やしやすい。

・青の変異、変装クリーチャー達

妨害やドローでデッキの動きをサポートできる。
《雲石の工芸品》などのフィニッシュ手段のキャストを最後に回すことで、大体場には妨害変異クリーチャーがいるはず。

黒の変異、変装クリーチャー

除去能力持ちで相手の妨害クリーチャーを除去できる。
黒のクリーチャーは無理に入れる必要はない。

・妨害呪文

コンボを回すうえでの不純物になる、妨害変異クリーチャーがすでに着地していたらと不要になる可能性があるが、そうそううまくはいかない。
コンボを通すための打ち消し呪文やこちらの動きを阻害する置物を破壊できるカード等、採用しておかないと詰みかねない。
《意志の力》や《激情の貢献》、《活性の力》など極力マナがかからないカードを採用したい。

・生けるものの洞窟

土地変異カード。
表になると実質土地1枚ブーストなのでさっさと表にしたい。
表にしたターンは1マナ減る。

・ヴィトゥ=ガジーの枝

《生けるものの洞窟》と違い、表にしても使ったマナが帰ってくるので、マナの使い先があるならすぐに表にするカード。

・Legolas's quick reflexes

ドローの要になるカディーナや悟を守れる。
侵入警報軸の場合、マナクリを対象に取っておけばダメージを何回も飛ばせる(パワーが0になってなければ)
刹那呪文なので妨害がされにくい。
いっぱい引けるので刹那でも変異ギミックを入れて勝つこともできる…
刹那を使った勝ち方は前回の記事に。
手札と盤面が揃っていれば妨害されずに勝ち切れるのでハイブリッドデッキもありなのか…?

・タッサの信託者

デッキを掘り切れるなら勝ち手段の一つとして有名なやつ。
タッサの信託者を入れるならデモコン、汚れた契約を入れたくなる。

・無情な切り裂き魔

変異コストに黒カード公開を必要とし、プレイヤー一人のライフを2点減らせる変異クリーチャー。
変異効果で直接止めをさすことのできる貴重なやつ。
黒の変異クリーチャー採用率が低めになりがちなので、コストをどうやって賄うかが課題。
《雲石の工芸品》ルートだとデッキ切れ防止のため、途中でカディーナをバウンスするため、カディーナを見せて表にすればよい。

・黒の教示者系

速やかなコンボパーツ集めに。

・魂力土地

アンタップイン土地で、大量ドロー中で引いても使い道があるので入れ得カード。

・フェッチランド

デッキコンセプトに合致する土地。
デッキの中の土地を減らせば減らすほど強いので、入れる場合は限界まで入れたい。
《神秘の痕跡》を使う場合のみ入らない可能性がある。

・ガイアの揺籃の地

めっちゃマナでる。
やばい。

・師範の占い独楽

デッキトップを安定させるカード。
また神秘の炉があれば1マナで1ドローに変わる。
1マナでもコスト軽減できるなら無限ドロー。

・船砕きの怪物

0マナアーティファクト2枚を交互に唱えて無限マナができるやつ。
《雲石の工芸品》の代わりにもなります。
今回の構築では変異クリーチャーも0マナにできるので、変異クリーチャー+マナファクト1枚でも無限コンボが達成できる。
たまったマナで変異効果を使いまわそう。
大量変異キャストで実質サイクロンリフトになる。

・潮吹きの暴君

《船砕きの怪物》と運用方法は同じ。
瞬速がなかったり、打ち消されたり、相手の呪文の妨害はできないが、土地をバウンスできるので凶悪。
相手の盤面を空にしよう。

・落葉の道三

自分のコンボを妨害から守れるカード。
ちなみに自分も相手のターンに呪文を唱えれないので、《断末魔の幻影》はただの置物になり果てる。戦犯生成おじさん。
止めれるのは呪文だけなので拘束力は弱め。
一応エルフの合唱で、デッキトップキャストできる。

・孤独の都

道三より強力な拘束力を持ったカード。
マナ能力まで起動できなくなるからやりたい放題である。
拘束力が強いが、いつもの変異の妨害はできないので、自分だけが有利になるカードと思いきや、マナ能力が起動できないので一部のマナ不要変異以外は表にするコスト用意できない。(ダメじゃん)
出したターンに決めないと戦犯。
まず通らないカード。

・苦悶の触手

30回、40回ストーム稼げればなかなかダメージがでる。
一撃で全員を倒せる威力にまで成長するかは、コンボまでにどれだけ相手のライフが削れているか次第。
《棲み家の防御者》変異使いまわしで無限キャストすれば無限ダメージ。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

カディーナ使いは、みんな考えたことがあるであろう変異0マナデッキです。
記事を書きながら本当にこれいけるのかな?ってwikiのルール見ながら書いてました。(実は無理だったらごめん)
使えそうなカードについてだらだら書いてみただけなので、実際使ってみて案外使えないなこれってカードも多いと思う。

前回はわかってても止めれない殺しのデッキを作りたくて考えたけど、今回は普通にわからん殺しくらいのイメージで考えています。
なんかわからんけど怪しいから打ち消しておこうムーブされると普通に負けちゃうのがわからん殺し。(わからん人に公開していくスタイル)

競技向けに完成できるかわからないけど、とりあえずは改造して遊んでみようと思います。
どこかのイベントで機会があれば、よろしくお願いします。

100枚解説みたいなのやってみたいなって思い書き始めましたが、デッキを完成させたわけではないので、100枚以上使いたいカードでてきたし、書きなれてなくて途中で力尽きちゃった。
ではまた、何か書く気になれば。

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