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【コロナ外出自粛丸3か月経過】ブラジル近況(サンパウロ)

ブラジルでは、3月半ばからの長い外出自粛が続いていた。スーパーと薬局、病院、その他郵便局やガソリンスタンドなど生活に必要なものは営業していたが、それ以外はお店も閉まってるし外に出ても用事がなかった。
感染者数は日に日に増加し、落ち着く気配もなし。
ニュースをつけると、毎日のようにどのチャンネルでもCOVIT19について報道しているけど、日を追うごとに(お店空いていないのに)外には人があふれるようになっていた。笑

レストランは通常営業はしていないけど、デリバリーやテイクアウトしているので、入口は空いている。なので、お店の名前のベンチや、ベンチがないときには立ちながら、ブラジル人は飲んだり食べたりしているのだ。しかも密になって。マスクを顎までずらして(在宅中では…?仕事してないの?)。
また、ブラジル人は週末になると家族や友人と集まってシュラスコ(ブラジル風BBQ)をする文化があるらしいんだけど、マンションの屋上いったら週末シュラスコパーティしてるんですよ、この自粛中に。笑
そこまでして集まりたいかね?と不思議になるんだけどこれは国民性なのかな。。。

今週頭くらいから(時間制限つきで)ショッピングモールが営業再開し、路面店なども徐々に開き始めている。お店の前にはこのようなアルコールジェルが設置されていて(足で踏んだらジェルがでてくる!)

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一部のお店では、入店に人数制限をしているところもある。これは先日(6/12)ブラジルは恋人の日だったので、化粧品店やチョコレート店には入店待ちの列が出来てたときの写真。↓

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と思いきや超密になってるところもある(さすがブラジル人!パーソナルスペースが近いんだよね)。
こんな狭いお店にこんなに店員さんいる?!という写真↓

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上のカフェもそうだけど、この自粛中ばたばたといろんなお店が破たんした中、謎にオープンしたカフェをたくさん見つけた。(ただのお金もちなの?笑)

今日時点で、平日だけど人は結構外出しまくっていて、もう通常通りに戻ったような気さえする。少し前までは、散歩していても治安悪化でびくびくしていたけど、もう沢山の人目があるおかげで普通に歩けるようにもなった。

レストランは空いていないけど、サンパウロにいるとなんでもデリバリーしてくれるから自由に旅行できない以外は特に苦でもなんでもない。
コーヒー豆だってデリバリーしてくれるし、
美味しいマカロンだってデリバリーしてくれる。
でも、いろんな人の手が触れておうちに運ばれてくるので、ちゃんと70℃以上のアルコールで袋やパッケージをふいて、徹底してから家の中にいれるようにしている。


よく、日本の友人に「ブラジル大丈夫!?」と聞かれる。もちろん、大丈夫ではない。笑 でも、病院の空はまだ余裕があるということだし、マスクやアルコールの在庫も山ほどある。デリバリーも発達している。オンラインで習い事もカバーできるし、治安に気を付ければ散歩もできるので、最低限のことを気を付けていれば、普通に、余裕で生活できる、というのが現状だ。

自由に動き回れるようになった日本のことを考えると羨ましいのもあるが、どうせ旅行は当分できないんだから、もう少しブラジルで頑張ってみようかな、と思う。

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