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子どもの視線でものを見る
2歳の三男は重機が大好きです。道路を重機が走っていたり、 工事現場を見つけると、大興奮で食い入るように見つめています。私は今まで、あまり気をつけてみることはなかったのですが、三男が喜ぶので目を皿のようにして重機を探す日々です。
「見て!ウィーン(クレーン車)だよ!」と見つけた車を指差して、三男と一緒にクレーン車が走り去るのを見ていました。すると、 日に焼けた運転手のおじさんが、ニッと笑ってこちらに小さく手を振ってくれました。
その表情から、ご自分の乗り物に誇りを持っているんだろうなと思いました。だから、 子どもの憧れの視線にすぐに気がつくのでは、と。バス、 消防車、 電車の運転手さんも子どもに気がつくと手を振ってくれることがあります。私は乗り物にあまり興味のない子どもでしたが、運転手になるような方々は子ども時代にその職業に強く憧れてなった人が多いのかもしれません。
日常の風景でも、その仕事に子ども時代から憧れ、誇りを持ってなった人が大勢いると思ったら、 見慣れた町の風景がキラキラと感じられました。
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