バンドのStaffとして その①

こんにちは。
今回からバンドのStaffをしていた時の話を書いてみようと思います。

バンドのStaff、昔は「坊や」とか「ローディー」なんて呼ばれていました。
僕の場合、大体先輩のバンドのお手伝いをしていました。

そもそも何故、先輩のバンドのStaffをするのか?
これは人によって理由は様々です。
バンドやっている人だったら、先輩バンドのローディーをしながら機材の扱い方、演奏方法、ライブの流れの作り方、ライブハウスでの立ち回り、人間関係の構築等々を学ぶ事ができます。
純粋にそのバンドが好きだからという理由でStaffを志願する人もいます。
僕も単純にギターの先輩の演奏が好きだったので、先輩がローディー探してるって聞いた時に「人居ないんだったら手伝いますよ」って軽い感じで引き受けました。

これが想像以上に激務でした。

まず、機材の取り扱いを全パート分覚える事から始まります。
機材をケースから出すところから機材の持ち方、運び方、設置方法、セッティング、電源確保、電源チェック、メンテナンス、設定、チューニング、音出しチェック、消耗品のチェック、様々な機材の予備確認、機材の購入場所の確認、片付け方、機材車への積込み方、車の振動による機材への影響なんかだったと思います。
元々ベースをやっていたのと、コンサートスタッフのアルバイトには結構行っていたので初めてやるよりかは大分進んだ状態からスタートでした。
しかし、他人の機材を調整したりするので先輩のギターに対するピッキングの強さとかドラムのアタックの強さを把握した上で機材をチューニングしたり、エフェクターのスイッチ切替なんかは非常に難しかったです。月に2,3本はLIVEがあったと思いますが、それでも2~3か月は覚えるのに時間がかかりました。

こんな状況でStaffになれるのか?そんな不安を抱えた状態で次に続きます。

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