[白凪小説ウラ話①]ラッキースケベしおぽむはなぜ生まれたのか。

はいどーも、お久しぶりです。はるちーこと白凪ハルチカでございます。リアルがクソ忙しくてnoteの更新を全くしていませんでした。でもまあ「基本的に暇な時がないので不定期更新にはなる」と明言していたので何の問題もないですね(苦しい言い訳)。

閑話休題。
さて今回は前からやろうと考えていた、自分の小説の話をしようと思います。え? お前小説書いてたの? と思ったそこのお前。
そうなんですよ。実は書いてるんですよ、小説。
時の流れは早いもので、気がつけば小説を書き始めてもう4ヶ月になります。pixivでの投稿数は15作品、pixivに載せてないものを含めると書いた作品は20作品ほどになります。書いている作品は今の所全部虹ヶ咲なんですけれども、いずれは一次創作も描きたいなーと思ってはいます。なんなら5年前ぐらいから二次創作自体はやってました。
あ、pixivアカウントはこちらです↓

↑実はこのアカウント、二代目です。初代は諸事情で消えました。

その中で、せっかくならその小説を書くきっかけみたいなのをどこかで話したいなーと思っていたんです。ただtwitterだと文字制限があるし、pixivに載せるのもなんか違うなーと感じていたので、noteを使おうとなったわけです。
というわけで自分の小説の解説と裏話を「白凪小説ウラ話」と題して、これから書いていこうと思います。全作品紹介するのは大変なので、連載モノとしていこうかなと思います。

というわけで記念すべき第一回に紹介する作品はこちら。
栞子「時速80km出しながら外に手を出すと、風圧でおっぱいの擬似体験が出来るらしいですね」です。
白凪ハルチカ名義として初めて書いた二次創作、かつ人生で初めて書いたカップリング作品です。


タイトルについて。

まず皆さんが思ったことを当ててみましょう。
何だこのタイトルは?
まあまあ落ち着いてください。いきなり銃を突きつけられたら落ち着いて話なんかできやしない。このタイトルをつけた理由はですね、
特にありません。
――ここで手記は途切れている。

いや、一応理由はあるんですが。
小さい時に行った東京モーターショーでのトヨタブースで、馬鹿でかいスクリーンで「窓から手を出すとな、おっぱいと同じ感触になるんだよ(意訳)」というのを見たのが印象に残ってまして。ラッキースケベが起きた後って、こんな感じの男子中学生みたいな気持ちになると思ったので。

その時のCMを探したら出てきました。今確認したらおっぱいの感触になるのは時速80kmじゃなくて60kmだったみたいですね。昔の記憶だから仕方ない。

制作時のウラ話。

いざ虹ヶ咲の二次創作を書こう、と思い立ったのは今年の1月。そこで一番最初に書いたのは、虹ヶ咲メンバーの正月の話。実は色々とカプで書こうとして7話分ぐらいを予定していました。正真正銘、これが最初にTwitterに投稿したSSでした(現在は削除済み)。
しかしここで私の必殺技「三日坊主」が発動!
結果、プロローグだけ書いてそのままボツになりました。ちなみにその中のエピソードはまだ一応プロットとして残ってるので書こうと思えば書けます。
さて、じゃあ次は何を書こうかとなった時にTLを辿って目に入ったのは「しおぽむ」でした。
この頃感じてたのが、栞子は恋愛とかに奥手なのではないか、ということでした。
いわゆる「童貞ムーブ」ってやつです。そこから自分のデータベースから導き出されたのが「ラッキースケベ」でした。私は中学生の頃「ToLoveる」にものすごくハマっていたので、あのようなギャグに寄りがちのラッキースケベを思いついたってわけです。歩夢は実質西連寺春菜。
そんな感じで。

何言ってるんだこいつ。
そしてそのまま深夜テンションで書き進めて、次の日には。

深夜テンション怖い。
実際、深夜テンションって小説を書くのに適していると思うんですよ。だってテンション高いから、何も深いことを考えずにスラスラ書ける。
なので私は深夜に書く→朝に冷静になっておかしな部分を分析して書き直す、という書き方をよくしています。
そうやって生まれたのが、栞子「時速80km出しながら外に手を出すと、風圧でおっぱいの擬似体験が出来るらしいですね」です。
お分かりの通りタイトルがクソ長いので、今でも愛用している「文庫ページメーカー」だと、タイトルがものすごく嵩張るんですね。そのためtwitterでは「ラッキースケベしおぽむです。」という感じでツイートしました。フォロワーさんには「タイトルない方がいいです!」と言われました。ごもっとも。
ちなみにこの作品が4ヶ月経った今でも一番伸びた作品でした。pixivの前アカウントでもぶっちぎりの一位。新アカウントでも読まれている作品の1位2位を争っています。
個人的にしおぽむは後輩と先輩の関係が好きな人にはおすすめなカップリングだと思いますし、しおぽむが好きな人は結構サーチしてくれて読んでくれるイメージがあるので、自分自身のスキルアップにも繋がると思います。ただ、しおぽむの作品に悲しい作品が多いのは何故だ。

修正版の話。

そんなラッキースケベしおぽむですが、実は後々書き直したバージョンがあります。今回はtwitter版もあります。

じゃあなんで書き直したのか、という話ですが。これは4月ごろに書きました。大体小説を書き始めて3ヶ月ほど。色々なカップリングとかを書いてきて、「前よりかは文章力、上がってるんじゃないの?」と思ったわけです。
基本的に内容は変えず、表現を改めて見直してみて、変だなと思ったところを書き直しています。
例えば、

「もうそんな時間でしたか。わざわざ来ていただいて申し訳ないのですが仕事が終わりそうにないので、先に練習を始めていただいて大丈夫ですよ」

初回版

これは歩夢に話しかける栞子のセリフなんですが、「わざわざ〜終わりそうにないので」の部分が一連に連なっていて、ちょっと不自然な文章になっています。
このセリフを再構成したのがこちらです。

「もうそんな時間でしたか。わざわざ来ていただいた歩夢さんには申し訳ないのですが、仕事が終わりそうになくて。なので、先に練習を始めていただいて大丈夫ですよ」

再構成版

再構成版の方は、「わざわざ〜」の部分を、「仕事が終わりそうになくて。」と一度文章を区切っています。このような感じの方が文章として読みやすいですし、栞子は断りとかを入れる際に、先に理由を挙げて話していることがアニメや書籍で見られたので、より三船栞子らしさが出たのではないかなぁ、と思っています。
こんな感じで再構成版は細かい部分が変わっているので、暇な人がいたらぜひ読み比べてみてください。ちなみに丸ごと書き換えなかったのは、当時の自分の全力を残しておきたかったからです。どんな文豪でも、最初は全く書けないのが当たり前ですし。だからこそ、その努力の過程を残すのは大事だと私は考えています。
そして書き直した文章を見て私が感じたのは、「文章力は確かに向上しているが、物語としての勢いは消失している」ということでした。初期の頃に比べるとかっちりとした文章を書くことを好んでしまったせいか、どうもギャグっぽい文章を生み出すのが苦手になってしまったようです。ちょっとこの辺は練習が必要ですね。ちなみにギャグモノは今書いてますので、いずれお出ししようかと。

終わりに。

はい。そんな感じでラッキースケベしおぽむについてのお話でした。いかがでしたか?(アフィリエイトブログ)
こんな感じで、小説の裏話をちまちまと書き記していければなあと思ってます。あ、わかってると思いますが不定期更新です。また暇になったら書きます。
次回の「白凪小説ウラ話」はあさりなの小説、「家賃は月額8000円(光熱費込み)」の裏話を予定しています。お楽しみに。
それでは〜。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?