人口減少・高齢化という未来に何を備えるか
こんにちは、中口聡明です。
日本では人口減少と、高齢化が進んでいます。
皆様は、その未来に対して何を備えていますか。
今回は人口減少・高齢化に向けて、力を入れるべき事業について。
結論、大商圏型の成長市場ビジネスへの参入が必要となるでしょう。
なぜなら、同じビジネスを同じ商圏で行っていたとしても、人口が減るということは、対象となる顧客が減ることであり、消費額は減少するでしょう。
高齢化は対象となる顧客が減らず、消費性向(可処分所得のうち消費にあたられる額が占める割合)は向上しますが、所得が減少することが多いため、消費額は減少する傾向にあります。
すなわち、人口減少、高齢化の中で、同じことをやっていても売上が減少していく未来しかありません。
対策はいくつかあります。
商圏内シェアをあげるという方向性では、顧客の奪い合いが発生するので、難易度は高いでしょう。
顧客シェアをあげるという方向性は、顧客のニーズに応えて、よろず屋化するということですので、短期の売り上げは取れても、中長期的な戦い方にはなりません。
そこで、取り組んでいかなければいけないのは、商圏の拡大と、成長市場への参入です。
対象となる人を増やして、市場の成長もともに成長するということですね。
食品業界でこれに該当するビジネスは5つあります。
・BtoC-EC
・BtoB-EC
・宅配
・インバウンド対策
・海外輸出、海外販路拡大
どれも魅力的なビジネスですが、私たちはBtoC-ECに力を入れることを推奨しています。
なぜなら、市場の成長は前年対比109%を維持しつつも、パターンが確立させており、成功の再現性が高いためです。
もっと詳しく知りたい方は、FABEX関西2023で「これから先、10年で強化するべきは食品ECだ!今からでも遅くない、繁盛店に学ぶ7つのポイント」と題したセミナーで登壇いたします。
ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
未来に対して新しい軸となる事業を構築していきましょう。
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