ダウ理論 Part2
前回の記事で6つの基本原則がある事を説明しました。
今回はその中の2つの原則について解説していきます。
①平均は全ての事象を織り込む
テクニカル分析の所でもお話しましたが、
需要と供給に影響を及ぼすすべての要因は
市場平均に反映されます。
地震やその他災害といった「神の所業」
も含まれます。もちろんコロナウイルスもです。
明らかに、これらの事象はマーケットが予想
出来ないものであるが、直ちにプライス動向に
織り込まれ、吸収されていきます。
これは、そのままの解釈で大丈夫だと思います。
②トレンドには、3種類ある
・主要トレンド
主要トレンドとは、一年以上、時には数年間継続する。
(スイングトレード 中期〜長期)
・2次的トレンド
これは、主要トレンドこ調整局面とみなされ
通常3W〜3M継続する。
(デイトレード 短期〜中期)
・小トレンド
2次的トレンドの短期的な調整
継続期間は3W未満
(スキャルピング 短期トレード)
これらのトレンドはそれぞれ独立している訳ではなく
長期的に見れば、大きな下降トレンドだが、
その間に上昇トレンドも発生し、調整局面がおこる。
※調整局面とは、
上昇を続けている相場であっても、
永遠に続く事はなく、
その勢いは、次第に収まり、このタイミングで
利益の確定が増え、相場の上げ幅も縮小する動きが
続く局面を市場では「調整局面」と呼ぶ。
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