時代先行の重要性(軍事編)

お久しぶりです.
AoEコミュニティでちょっと疲れたので,AoE対人戦からしばらく隠居しているharuです.

最近happikon氏やtoneriko氏と話していて,ふとブログ書こうという気になったので久しぶりにブログ書きます.
今回は思ったこと好き勝手書く予定です.


なぜ時代先行が重要か

Q. なぜ時代先行が重要か?
A. より強力な軍隊が出せる

簡単に結論から書いてみましたが,やはりこれでしょう.時代先行すれば,より強力な軍隊(石弓,騎士など)を相手より先に生産し始める,先に内政してから早めに大量の軍隊を出せる,帝王進化を早められるなど,ほかにもいいことはありますが,結局どれも強力な軍隊が出せるということに集約されると思います.

より強力な軍隊が出せることが重要なのか?

では,なぜより強力な軍隊が出せることが重要なのか?それは,このゲームが攻撃力と防御力が固定値だからというべきかもしれません.

領主戦

ここでは簡単に,領主で弓を生産している場合を考えてみます.

チーム戦で領主弓を出す場合,たいていの場合は攻撃鉄鋼を1段階(矢羽根)だけ研究することが多いでしょう.この場合,攻撃力は5,防御力0,射程5となり,最低6発は当てなければ相手の弓を殺せません.

射手のスペック

対する相手が出しうるユニットは,同じく射手,散兵(弓のアンチユニット,三平とも書かれる),斥候が主なユニットでしょう.
領主戦中では多くの場合,散兵は防御鉄鋼を研究しますが,斥候はなにも研究されないことが多いです(最近は知りません).
そのため,大体スペックはこんな感じです.(チーム戦を前提として不利になってから散兵を混ぜ始めたと仮定して矢羽根だけでなく,鎧も入れておきました.)

散兵&斥候のスペック

この場合,領主弓では散兵を倒すのに30発,斥候を倒すのに鎧&血統なしで20発必要になります.(鎧&血統ありだと40発必要です)

ではこれが自分だけ城主に入り弓をアップグレードさせたらどうなるでしょうか.

城主先行

城主先行してからは弓は,石弓の研究,矢じりの研究,弾道学の研究の順に順次研究したほうがよいと当時は言われていた覚えがあります.

石弓は矢じりの効果に加えて,HP上昇,生産速度向上など様々なメリットがあるからですね.
弾道学は相手が完全にマイクロしている場合のにらみ合いにおいては,効果が薄い場合もありますが,プレッシャーにもなり,相手内政を荒らせるときの効果も絶大になるため入れたほうがお勧めです.

余談ですが私は学問所立てずにTC増設と発射速度向上する弓懸の研究を状況に応じて選択したりしてました.

閑話休題.
さて,そんな石弓ですが,スペックはこんな感じになってます.

石弓のスペック

石弓になったとき,相手の散兵や射手(素弓)を射程外から打てるというのが非常に大きな強みとなっています.
また,素弓と石弓の時の確殺回数の違いは次の表のようになります

確殺回数の違い

この表だけ見た時,素弓でも石弓倒しに行けばいいじゃんと思われるかもしれませんが,そのときは相手が引き打ちをしてくるので,より被害が拡大するので注意が必要です.
そんな感じで,時代先行というのは戦況を大きく変えるくらい大きなことになります.(引き打ちによる一方的な攻撃,斥候&散兵の確殺数なんかは特に顕著でしょう)

このような質による戦況の変化は当然馬を出している側でも起こります.弓側の騎士確殺回数が120にも膨れ上がり,騎士1~3体くらいで領主生産分の弓が全滅するくらいには…

帝王戦

書き始めると長くなるので,こちらも端的に書いていきましょう.
先ほどの城主先行と同じような先行の恩恵は帝王でこそ効いてきます.

理由は大きく分けて3つ

  1. スペックの上昇量

  2. 軍量

  3. 抜き速度

です.

今回もチーム戦前衛であると仮定して話を進めていきます.
スペックは,今までの鉄工所,弓小屋で研究できる技術以外に,学問所で科学の研究ができるので,さらに攻撃力が追加されます.

帝王先行の強さ

弓の攻撃力は7から10となり,軍量も下手に溶かしてなければ40体どころか60体いる場合もあります.
こうなってくると,弓を一回打つたびに相手の騎士が3体落ちていくので,そもそも勝負にならなくなります.

さらに,帝王からはラムを出すだけの余裕も,強化ラム,改良ラム(白ラム,銀ラム)も出せるようになり,圧倒的抜き速度を実現できます.帝王序盤でゲームが終わる場合にはこれの手が付けられなくなるという場合も多いでしょう.

なんなら,唯一の抜きサイドがこれでひっくり返り,押し返されてggということすらあります.

進化目安

じゃあ,いつごろ進化したらいいんだ?という疑問もわくかと思います.
目安ではありますが,中級者帯のアラビアチーム戦では,

城主は前後衛ともに,通常21分,遅れて23分,遅くとも25分
前衛帝王は,早め帝王26分から30分,通常32分,内政厚めor軍量重視帝王33分~35分
後衛帝王は,通常35~38分

大体このくらいが定石となってました(秒は切り捨て).軍操作や内政荒らしにリソース取られているので,うまくいかない場合はありましたが,大体8人いるうちの2~3人くらいは上記の通常時間で帝王まで入っているイメージですね.

前衛の帝王は輝ける時間が下手したら3分しかないので,可能な限り進化を遅らせないようにするのが重要でした.後衛は前衛の弱い時間を守り,強い時間を活かすために,帝王はいる前に一度軍重視にしたり,あえて対面,逆後衛を最低限引き付け続けながら,通常時間に帝王入って前衛を勝たせるなど,進化のタイミングを戦略に組み込むことでより強力にプレッシャーをかけることもできます.

最後に

昔も今も変わらず領主進化時間偏重派は見られますが,慣れないうちはゆっくりと進化して,自陣で軍をため,城主以降進化先行してから攻めるというのも悪くない戦い方だとは思います.

進化も選択肢に入れることで,より面白いAoEライフを送ってみてください.

余談1

うまく帝王戦に移行できれば,その後の戦況を思うがままに動かすことができますが,そのせいでよく目立ちます.
安定して帝王戦に移行できる場合は,内政配分もだいぶうまくいっていることでしょう.

そうなってくると,ゲーム後の雑談で危険認識が共有されたり,ゲーム内でヘイトを買う役になることも増えていきます.だんだんトップレートにもなっていくので,チームのキャリー役にもなり,担わなければならない役回りもむつかしくなっていきます.
そのうち逆サイドの戦況に関わらず逆から内政荒らしが流れても来るでしょう.そしたらこのゲームの醍醐味,荒らし合いです.うまく逆サイドの戦況にも注意しながら,陣地構築をうまくし,相手の内政荒らしをかわしながら,相手の内政を荒らしてあげましょう.

余談2

このゲーム,帝王の時代に上がることが必須ではありません.戦況に合わせて,帝王を捨てて,本気領主で戦ってみるのも面白いでしょう.

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