無農薬田んぼの記録⑦【田車除草】
田車で草とり(5/24,6/2,6/9)
農作業の中で、最もキツい筋トレといっても過言ではない「田車除草」。
田んぼの中を、田車という除草機を押して歩く。全身が鍛えられて、ついでにシェイプアップできる。田んぼフィットネス倶楽部ができてもいいんじゃないかって思う。泥パック付き。
中2の次男が手伝ってくれた。田植え靴がないから、靴下で。「冷てぇ〜!!」
農業法人の田んぼだけれど、ただ利益をあげればいいというものじゃない。農村という地域を守るために、農業の担い手を作っていくことが大事。田んぼが楽しいと思える若者を増やしていきたい。
小4の三男は、3時のおやつ担当と虫探し。
これも大切な仕事。
「背中に卵がついてるー!!!」
と捕まえたのは、コオイムシ。田んぼの生き物図鑑によると、農薬の使用で数が激減した、準絶滅危惧種らしい!!
コオイムシ、いるいる。農薬を使わなくなったから、復活したのかな。嬉しいなぁ。
農業法人の代表は、「稲の根を食べるから害虫だよ」と言うけれど、、
きっとコオイムシの天敵もいれば、バランスがとれるんじゃないか?
さて、自然栽培1年目の田んぼ。今年は、田車を使ったけれど、株間に草がびっしり。
博士には、
「田車じゃなくて、適期にチェーンで除草をしないとダメだよ。これで今年の稲の生育も収量も、来年の草の生え方も、変わってしまう。悪循環になる。」と指摘されるはめに。
来年は、田車じゃなくて、チェーンでフィットネスに挑戦してみよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?