見出し画像

半端なく好きだから今はやらない

昭和生まれ昭和育ちの僕は小学校、中学校とファミコン世代。
当時は全国で大ブーム。ファミコンが出た時はそれはそれは大騒ぎ。小遣いやお年玉の全てをファミコンのソフトに注ぎ込んだ。寝ても覚めてもファミコン。幸いわが家ではゲームをやる時間の制限などなかっので新しいソフトを買うとずーっとやっていた。

中学に入りドラクエが出た。それまではスーパーマリオが飛び抜けて人気のソフトだったが、ドラクエが出た時も衝撃的だった。詳しくは分からないが始めてロールプレイングだったと思う。それまでのソフトとは一線を画したものだった。いわゆるレベルアップというものに夢中になった。主人公をどんどん敵と闘わせて強くなるとさらに強力な武器や防具や魔法が使えるようになる。そうすれば強い敵にどんどん立ち向かって行ける。新しい次のステージに迎える。

そんなストーリーに夢中になった。レベルを上げるために夜中、ひどいと朝方までぶっ通しでやった。最後は強い眠気がきて終わりにするのだけれど、今考えると全体力・全精神力を注ぎ込んでいた。


高校に入りギターにハマった。以前の記事でも書いたけど、ギターと巡り合って人生を揺るがすぐらいの衝撃的な出逢いだった。ファミコンに夢中になった時と似ている。ギターと出逢ってからはファミコンは全くやらなくなり寝ても覚めてもギター。ファミコンに夢中になっていた以上にのめり込んでいった。

小中学ではファミコン、高校ではギター。ギターはその後の人生まで夢中になる存在になった。社会人になってからもバンドを組み週末の休日に活動。平日は仕事が終わって家に帰ると晩酌をしながらずっと触っていた。休日の前などは眠くなるまで体力の続く限りずっと弾いていた。どうやら1つのことにハマると、とことん時間を忘れてそれだけをずっとやるタイプのようだ。

途中で結婚や親の介護を機に、ギターをやれるほどの時間や気力がなくなって離れる時期があったけれども、最近は落ち着いてやれる環境になった。

また20年ぶりぐらいにやりたいという気持ちになり再開しようと思ったがとどまった。なぜならまたギターを触ったら寝食忘れてハマりそうだから。好きなことをやればいいのでは?と言われそうだがやらない。

好きすぎて、好きさが半端ないから将来思う存分やりたいと思った。だから今は我慢ができる。中途半端にやりたくないのだ。中途半端にやるぐらいなら最初から手を出さないほうがいい。思う存分やるための収入と時間を確保したいから今はその土台作りに費やそうと思った。それがブログだ。まだまだそこまでの道のりは長そうだが、将来思う存分体力の尽きるまでギターを弾きたいから頑張れる。

半端なく好きだから今はやらない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?