愛情とお金

前に、ひろゆきとナダルが「愛情とお金どっちが大切か」という議論をする動画をなんか見てしまった。そして途中で見るのやめた。
ひろゆきが愛情、ナダルがお金派だったんだけど、言い負かされているナダルを嘲笑するスタジオの笑い声がかなり不快だった。
ライオンとモルモットを闘技場で戦わせてるみたいな趣味の悪さ。
ディベートが下手なだけであんなに笑われるなんて…ああいうのにいじめ的な雰囲気を感じてしまう。容姿の悪さを嘲笑するのはダメだけど論理的思考力の低さを嘲笑するのは良いんですね…

あとTVのドッキリとかもさ、
例えばだけど、ドッキリなどで暴かれる内面がどれだけ卑しくても、それを高みの見物して嘲笑する卑しさよりはマシだと思うんだよな…

ちなみに愛情とお金どっちが大切ですか?
ディベートするなら、ギリ「お金」のほうが有利だと思います。

愛情はなくてもまぁ生きていけるけどお金はなかったら生きていけないからね…
愛情てのはある程度生活にゆとりがあって初めて欲するもので、家も食べるものもない人が「今愛情とお金どちらが欲しいですか」と聞かれたらほぼ100%「お金」って答えるわけで

ひろゆきに「1000万で家族と別れろと言われたら別れるんですね?」といわれて「1000万じゃ少ない、10億です」みたいに言ってたが、それじゃディベートで勝てないのは当然で、あそこで「いいえ、自分は今収入を得ていてお金には困ってないので」って言うのが正解だったんだろうな。

あとひろゆきも、「1000万で家族と別れろと言われたら別れるんですね?」じゃなくて「いますべての財産と家族どちらかを手放さなきゃいけないとしたら家族を手放すんですね?」って質問のほうがいいと思う。

結局「どちらもない状態」から欲するものはお金だし、「どちらもある状態」から手放したくないのは愛情なのかも。
面白いね。

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