焼いてしまえば、はじめに戻る。【#青ブラ文学部|お題: 「妬いてるの？」裏お題:「焼いてるの？」】参加記事
山根あきらさん、青ブラ文学部ならではのお題をいつもありがとうございます。貼付記事以下、参ります。
「いつも楽しんでんだろ？知ってんだぜ、オレは」
したり顔でそう言うあなたの台詞は、私をすり抜けて後ろに流れて消えていく。甲斐性無しと呼ばれる無粋な私がbitchに見えているなら、いっそ光栄とでも言ってやったら、そのしたり顔は消えるのかしら。
悋気はみっともないわ、男女限らずね。そこに愛情が含まれているならあばたもえくぼ、そうでないなら単なる妬み。
そんなものはいらない。
焼いて燃やしてしまいましょう。あってはいけないものを。あなたと私の心の澱を。
拙稿題名：焼いてしまえば、はじめに戻る
総字数：226字
お題「妬いてるの？」裏お題「焼いてるの？」、両方で綴りました。今回、超短編、掌編小説以下ですが。よろしくお願い申し上げます。
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