見出し画像

お金に困っている人がお金をもらうためにはお金を使わないといけない

カメラを買いました。

「最近まで訴訟費用をつくるためにオタクグッズを売る話をしてたはずなのに、こやつはなぜいきなりカメラを買っているのか?」「ついにお金に困りすぎて頭がおかしくなってしまったのか?」と思うかもしれないのですが、

実は、僕はいま、文化庁のこれをやっているのです•*¨*•.¸¸☆*・゚


【文化芸術活動の継続支援事業】

文化芸術活動の継続支援事業 | 文化庁
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/20200706.html


これ何かと言いますと、

収入が減った芸術家に文化庁が予算を出してくれたの!!公演がコロナで中止や延期になった人はみんな申し込めるよ!!!

ただ、それはあくまで「芸術活動を継続するために使った経費の2/3(または3/4)を補助する」というテイでもらえるものなので、つまり先に何かしらの活動をやって、先に自腹で経費を使わないとお金がもらえないんですね。(ややこしい)自腹を切る余裕なんてないし、確定申告だけでも手一杯なのでスルーしようと思ってたんだけど、どうやら演劇や音楽をやっている人はわたしに限らずこの手の申請が苦手だったり、そもそも使える経費がないほど困窮していたりするので、この予算が余りたおしているそうで…。

ここでみんなが申請しておかないと今後また困ったことがあっても、次はもう予算が降りなくなるかもしれないそうなんです。「使われない予算」は「不必要なもの」として認識されるし、だあれも申請しなかったら、その業界はお金いらないのかなって思われちゃう。

だから今後も国から芸術に予算を回してもらうために私たちはもらった予算を業界全体でで何としてでも使いきらないといけないし、お金に困っている人もお金をもらうためにはお金を使わないといけないのですって。自分でも何を書いてるのか分からないけど。

経費には楽器、機材、役者なら稽古場代、メイク道具、稽古場までの交通費、役作りの資料の本代、リモート稽古や打ち合わせをするときのZOOM代、パソコン、タブレット、マスクや消毒液などなど。noteにも記事がたくさんあがっているので、ぜひ他のかたの記事を参考にしてみてください。(※1点10万円を超えるものは経費として認められないので気をつけて)


ちなみにブログにも書いた通り、わたしは買ったその日にカメラを落っことしました。泣く。しかも調べたら修理代が3万くらいかかるらしいので、レンズのところ「べこ!」って凹んでるけどもうそのまま使うことにしました。泣く。

普段こんなに高い買い物したことないのにこういう時に限ってこうだし、なぜだか安いものは落っことさないんだよね。

うう( ;꒳​; )

でも、凹んだカメラで撮った夜空はきれいだった。


春名風花


読んでくださってありがとうございます!!サポートいただけると僕がお肉をたべることができます☺️🌸