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7/2 【コロナ・ウクライナで変わる世界経済と経営~地殻変動する世界のこれからを展望する~】

【コロナ・ウクライナで変わる世界経済と経営~地殻変動する世界のこれからを展望する~】

※聴きながらスマホで打ってるので聞き間違い、打ち間違いがある前提でご覧ください。

#第一部全体会

ルネッサンスの話
ヨーロッパの東側にあった国は滅亡
哲学、数学がギリシャからイタリアになっててミケランジェロなどができた。
プラトン学院で自分達の祖先が勉強したことを学び、現代に繋がっている。

デジタル、データを使った世界がはじまりつつあり、そこにパンデミックがやってきた。
この後ルネッサンスのように大きな変化があるかどうかを議論していく

ルネッサンスは古典を復活させる時代だったといっている。軍事技術までミケランジェロはやってた。個別のものを投合していった時代。
総合を考える時代。

この後どうなるんだろう
どういう意味があるんだろう
それぞれが影響しあってどうなるんだろう
それをもとにどういう世界になるのかを話す

ウクライナの戦争は続いていくのか?
戦争がここで終わるとみなすのは難しい。
・すごく強くてどちらかが勝って終わる
・交渉でお互い利益が出るような形で利益を出す
・戦い疲れて嫌になってやめる
すぐに終わると思えない。どこで国際的に決着をつけるか。
ロシアを止める戦力と押し返す戦力は違う。

ロシアはまだ全力を出していないのでは?
プーチンも研究者も誤算した。ウクライナは簡単に降伏すると思っていた。
甘い見通しで入った戦争は統合作戦、ロジも決まりきってない。

ロシアのウクライナ侵攻を阻止するのはnatoは失敗した。条約義務がないから。条約がなくても軍事介入したという過去もある。介入すると思わせればロシアを止めさせられた。NATOに対する手出しは相当ハードルが高い。直接ロジで運んでる人にもロシアは攻撃してない。だからスウェーデンとフィンランドはいち早く加入したかった。
これ以上だめだという時に化学兵器を使うなどで拡大する可能性はあるが、今の所は可能性は低いのでは。

アメリカは8%のインフレで日本はインフレになるのか?
今のインフレはウクライナの問題がエネルギー、食糧価格につながってる。
事態は深刻で需要と供給が両方ある。
通常の状態として需要が急回復するインフレは一時的である。
ひとつは供給サイドで何が起きているか。国際的な影響変化がある。
①グリーンインフレーション→再生エネルギーに移る、自動車がEVに移っても資源は引き続き海外に依存していることは変わらない。世界で需要が高まる。
既存資源の投資減

②経済安全状況
効率性だけじゃない経済安全保障にも
コストが低いというのが最適解ではない。

③労働市場の問題。
コロナで退職が増えている。前の水準には戻ってない。
世界で捉えた時にディマンドプルによる物価の上昇はおさまる。
ポストプッシュインフレは構造的な要因で解決しないだろう。8%のインフレから下がってくるのは今年の後半?前の2%以下に戻るかというと数年単位。

日本はディマンドプルによる押し上げがない。
日本のインフレの8割はプッシュ。
構造要因については日本も避けられないので、どうみていくか。

為替が140円とかになって金利を上げるわけにいかない場合のリスクは?
今の円安は急激に起きている。アメリカが利上げをしているから日本が円安をするために利上げできるかというと、ディマンドプルで上がってるのではないので、金融政策で為替をターゲットにするのは無理。

日本銀行の金融政策は為替をターゲットにしてないが、円安によって儲かってる会社が三割ある。きちんと賃金に還元されるようなメカニズムが大事。
経済や物価の安定に問題が生じるかどうかは金融政策で見ていく必要がある。

デジタル、データドリブン、AIを信じてる人が多いが今後どうなっていくか

オーソリテリアといわれる権威主義と、民主主義の戦いと同じでは。
ギリシャの時代と抑圧的な中世の時代の交差点に近づいてきていると考えている。
どちらがいいかと言われると難しい。
オーソリテリアは安定だが、民主主義は大胆な行動は難しいが、徴兵制の時代になって私たちが耐えられるのか。
経営者の立場から製品の値上げ、賃上げをする必要がある。
データ社会と言われているが全く足りてない。本当の根本的なソリューションはデータの力とテクノロジーの力を使っていくか。

プライバシーを含めたソーシャルアクセプタンスが大事。ルールは後でなんとでもなる。
10年前に当たり前だったことがNGなことがたくさんある。

ウクライナな情報戦、ほぼ100%アメリカとNATOとゼレンスキー。
アメリカは兵士を送らない限り、Microsoftと一緒にマルウェアをちゃんと取るということをしている。今後どんなふうになっていくのか。

どうやったら今回の戦争を止めることができたかと考えると、ロシアが簡単に勝てないとわかってたらNATO拡大の方針がとれたのに、ロシアのビジネス環境を転換させてしまった。事前に示せていたら戦略的な指針を変えられたかもしれない。
戦いはまだ終わってなくて、経済制裁は成功させないといけない。ナラティブな戦い。
データは欧米系発信だが、見落としてる情報はないかという点も大事。態度を明確にしてしない国が結構ある。共感が世界中に響いているわけではない。これからメジャープレーヤーになっていく場所に関与したりエンゲージする視点を持っていくのが大事。

見逃さない方がいいのは?
報道を通じて単純な対立軸で考えがちだが、決議の国数を見ても、人口で見ると大きく姿が変わっているというのは見たほうがいい。アジアの国々は経済発展したい中で犠牲にするものをよしとするのか。
アジアのリアリズムが必要な場面、西側の価値観をつなぐというのは日本に期待されているし、時間的猶予はないのではないか。

データで社会を変えるのは大賛成だが、データで何を変えるのかが大事。そこを共有しないと国民から共感を得られないとプライバシー侵害が上まってしまう。動かすための経済基盤、新陳代謝、労働市場、データだけで解決するのは難しいのでは。

本当に危機に対して財政の余力があるのか。究極的には日本の信任を崩さないということが大事。日本の信用を失墜しないためには何をすべきか逃してはいけない論点。

パンデミック対応でグローバルガバナンスが出来つつあるように見える。

違和感のあるもの、嫌いなものをよく調査せよ。

今の世界で経済発展と自由がパラレルに進行しないという時代。これからは自由じゃない社会でどうやって進行するのかが問われる。

エネルギーに関して。
短期と中長期の戦略をちゃんともつ。エネルギーの安定供給をどう確保するか。各国にとって非常に重要な課題。
再生可能エネルギーへの投資は加速する。長期のビジョンと短期の安定共有の戦略をもっていく。
グランドデザインと工程表はアップデートも含めてやっていく。

短期的には節電していくしかない。長期的には動いていない電源をどう動かしていくか。

エネルギーの供給先とかの変化はあるのか。
オイルショックは脆弱性を整える。アメリカはシェールがある。日本は多様なエネルギー源を代替可能な形でバリューを高めていくのが大事。原子力は重要なコンポーネント。
自然エネルギーでできるのが一番いい。地政学の問題を極めてよくする。データもプラットフォームも含めてやってく。

エネルギーは一番クリティカル。それが原因で第二次世界大戦はインドネシアまで取りに行った。

サプライチェーンを含めた効率化は無理なのか?
グローバル化が進まなくなる?
貿易なしのくらしは成り立たない。ただし、以前以上に、経済安全保障を重視した効率化に転換する必要がある。レジリエンスでサスティナブルな社会を追求していく時代になったと思っている。

中国中心に地産地消になって貿易は伸びなくなっている。巨大なビジネスチャンスがある可能性も。
2020年4月の習近平発言、中国はグローバリゼーションをすすめたい。相互依存を使って反撃できるようにする。このかんがえ方を捉えてしまうと、日本にとっては魅力的な市場だがリスクを考えることも必要。もし何かがあっても代替できる、日本からも反撃できるというのが大事。リスクファクターが高くなっている。

今のサプライチェーンの議論は歪んでいる。本来やりたいこととはかけ離れている。企業としては対応せざるを得ないので対応していくが、見据えて仕込んでいくことが大事。いろんなことの手を打っている。

経済合理性だけではないところ、会社は社会の公器なので、非財務系で価値を出していく必要がある。

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