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組み合わせだけではクリエイティブではない!Artが生み出す余白、カオス、クリエイティビティ〜「クリエイティブの正体」に参加して

久々に#NewsPicksアカデミアのイベントにお邪魔いたしました。春学期ゼミでお世話になった櫻田さんの『櫻田潤の「クリエイティブの正体」(ゲスト:チャーリー氏)』へ。久しぶりに櫻田さん、そして櫻田ゼミ同期にお会いすることができて楽しかったです^^

全体の話はきっとNewsPicksアカデミアのNoteに出るでしょうから(?!)、個人的に心に響いたポイントを中心に振り返ってみようと思います。

今日のラーニングポイント
クリエイティブを構成するArtな感性を鍛えるために、余白やカオスを意識しながら右脳を活性化させる!!!

心に響いたポイント3選!

①クリエイティブとは「カルピスモデル」である。(By 櫻田さん)

櫻田さんの考えるクリエイティブとは「原液」×「システム(再現性)」だとのこと。

薄めないで広める方がクリエイティブとのことだが、確かにカルピスは水でも、オレンジジュースでも薄めるためのパターンはいくつもあるけど、カルピスという原液が様々な味のクリエイティビティを作ることは明確だなぁと。

そして、カルピスを中心に飲み物に食べ物に、様々な味わいを楽しむことができる。レシピ集を見ても、確かにお菓子が多いけど、トーストとか、なんとなく肉を柔らかくすることもできるんじゃないかと思っている。そのくらい汎用性が高いけど、原液の良さを生かして新しい世界観を作り出している。(後ほどレシピを更に検索したら、どうやら和食にも使われているようだ。おそるべしカルピス!!!)

カルピス理論この理論は今日一番のお気に入り。

②クリエイティブとは「逆説」である。(By チャーリーさん)

チャーリーさんは「逆説」について「自分が意図してできるもの」であり、「逆説の方がその人の属人性がわかる」と。そして、「定説」については「分析に近い」と語っていた。

マッキンゼーの論理思考展開で有名な「空雨傘」理論があるけど、事実や解釈だけでは主張がないわけで、主張に対してどのようなスタンスを取るかでその人となりや考えがわかるというのはある。主張はあくまでも主張であり、正解があるわけではない。これと「逆説」というのは似ている気がした。正解がないからこそ、その人の人となりや人間らしさ、思想に触れるのが「逆説」であり「クリエイティビティ」なんだろうなぁと。

やっぱり「自分は何のためにコレをやるのか」というWill的なものがあるからこそ、逆説がより説得力のあるものになるのかなと感じた。「逆説」というのは新しい視点でただの組み合わせに終わらないところが斬新で大きな気づきだった。

③その人らしさがないものはパワーがない(By 櫻田さん)

デザインは体系化されているのでロジックを学ぶように吸収できるとのことで、デザインを学んだことはないけど、アカデミックだということは、理論を学べばArtは好き嫌いの部分があるから個人に帰属するんだよね。だからこそ、「その人らしさ」に惹かれるし、それが新鮮に写り「クリエイティブ」として認識するのだと思う。

ということはつまり、その人の「独創性」や「オリジナリティ」みたいなものを怖がらず出していく必要があると思う。画一的にならず、「自分は何をしたいか」ということに向き合う覚悟みたいなものがあって初めて『クリエイティビティ』だったり、いわゆる『ブランド人』的なタグを手に入れられるのかと思った。

【総括】
今回のセッションについて、あえて自分ごと化をしてみると、ある程度体系的に学んできたものはあるので、あとは自分のタグやエッセンスというものを掛け合わせ、オリジナリティ的なスパイスをふりかけることで、「クリエイティブ」というものは一人いくつも生まれていくのだと思う。そこに加え、世の中の時流をきちんと捉え、良きタイミングで発信していくことが大切なのだなと。

櫻田さんがArtは「好き嫌い」とおっしゃっていたけど、まさしくその通りだと思った。「好きなことしかしない」というチャーリーさんの生き様は素敵だと思った。時間は有限なのだから、好きなことを思い切りすることで、どんどん自分の価値観とケイパビリティを掛け合わせてクリエイティブなことにチャレンジしていこうと思った。

好きなことをする、これ、ほんと大事ね。ようやく「しがらみ」だったり、少しずつ自分の好き嫌いを認識しながら、集中と選択を始めたので、残りの夏も徹底的に好きなことをしていこうっと!!!

最後に今日同じテーブルになった皆さんとのグループワークにて、「あなたがクリエイティブだと思うヒト・モノ・コトは?」ということで、私が書いた内容がコレだ。

私が選んだクリエイティブだと思う「ヒト・モノ・コト」だが、ヒトはウォルト・ディズニー、モノはバルーンサッカー、コトはレゴブロックでの創作、を選んだ。

確かにクリエイティブなヒトは思い浮かびやすい。私がウォルトを選んだのは、映画に関する絶え間ない挑戦だったり、世の中のトレンドを抑えつつも自分がやりたいことを形にして周りが共感するものを作り上げて言ったというところは本当に尊敬している。

モノは正直インスピでしかないのだが、一度も体験したことはないが、バルーンサッカーというのはバルーンの中にいるからこそ行動は予測できないが、考えられない動きだったり、アイディアが生まれそうな予感がして選んで見た。

コトは「レゴブロックでの創作」にしてみたけど、これは昔からレゴを使って何かを作ることが好きだったからだと思う。お城シリーズとか欲しかったけど、ベーシックしか買い与えられなかったので(笑)いつも同じような家ばかり作っていた思い出。今思えば、いろんな色を使うこともなければ、同じようなものばかり作っていたから、あまり自身にクリエイティビティはなかったと思う。それでもこれが思い浮かんでくるということは、自身にとってはチャレンジだったのかもしれない。

今回のセッションは、仕事と直結はしないけど、クリエイティビティという普段とは違う観点がテーマだったので、右脳的な刺激を受けるのはとてもいいことだと思った!こういう機会をもっと増やしていくことで、左脳と右脳のバランスを整えていきたいと思う。

グループの皆さん、ご一緒できて楽しかったです!ありがとうございました😊


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