#131 一年後のわたしへ、2023年3月のわたしより

毎年やってくる誕生日。ふだん通りだけど、ちょっと特別な一日を過ごしました。

普段は前ばかり見て生きていても、この日ばかりは一年を振り返りたくなって、帰宅後、ふとnoteの下書きを見てみました。すると、去年の誕生日にたぶん走り書きした、当時の自分の気持ちが綴られていました。
一年前のわたしからのメッセージのように感じて、一年後の自分のむけて今の自分の気持ちを残しておこうとnoteを書き始めました。
ということで久しぶりの更新は、個人的なつぶやきです。


下書きには、こんなことが書き残されていました。

なんだかすごく楽しみな一年のはじまったなぁ
わたしの実力以上のことがたくさん降ってきそう。ありがたいことに。
まあまあビビってるけどかなり楽しみ。
それを乗り越えた先にどんな自分になっているのだろうか?
最近の2、3ヶ月、特にここ1ヶ月は余裕のない生活を送っていた。
論文が終わらない、一方で他の重要なしごとがはじまってどんどん進んでいく。「キャパオーバーだよ〜」と心で叫びながら、とにかくPCと向き合う毎日。

いまも実力以上のことが降ってくる日々は変わらないし、キャパオーバーだと叫びたくなる気持ちも、まだあります。
でも、昨年の自分がキャパオーバーだと綴っていたことは、今の自分にとってはそれほど難しいことではない、ということに気がつきました。成長機会に恵まれた1年だった事は確かだけど、求めていた実績がついて来ず自信を失いかけていたけれど、もっと自信を持っていい、尻込みしないで進めようと思えました。人にどんどん頼っていこうとも思っています。

ただ、正直、博士課程を本当に終えられるのかについてはかなり不安です。一年経っても結果がわからない査読論文、4月に迫った論文投稿、なんだか先が見えるようで見えなくて、でも何かしらを進めるしかなくて、今は頭の中の8割くらいを研究関連のことが占領しています。
苦労して入れたものほど達成感や満足感は大きいと信じているし、私が書かなければ存在しない世界の見方があるはずで、途中でやめたら一生後悔することもわかっている。だからどうにかするしかないのです。

こんなふうに書くと、とても苦しんでいるような印象を与えるかもしれません。でも苦しいだけじゃなくて、新しい気づきがあったり、自分の仮説が目の前で起きて驚いたり、わくわくする瞬間はたくさんあります。同じ場所で同じ経験をしている人々の中で、自分はかなり鮮やかに、目の前の出来事を見れているのだと思っています。

だから、一年後の今頃には人に伝えられる形になっていると信じて、最後まで走り抜くぞって気持ちを、ここに書き留めておきます。がんばれ!

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