マガジンのカバー画像

読書の記録

18
かなり個人的な視点ですが、読んだ本について書いてます。#3テーマ読書記録
運営しているクリエイター

2019年3月の記事一覧

#5 齋藤孝(2018):不機嫌は罪である

いつも笑っていることで定評のある私だけれども、稀にどうしようもなく不機嫌になってちょっと攻撃的になっている時がある。 そんな時に、いつもは言わないジョークを言ってみたり、ちょっと遠くから自分を見ることを思い出させてくれる本。 以前読んで腑に落ちた平野さんの分人の考え方をすると、誰かといるときの自分は半分はその人のおかげ。つまりは、裏を返せば、もし対人関係で嫌なことを感じたら半分は自分のせいだということ。 イライラしている時は、「一緒にいて楽しい人といるときの自分はどんな感

#4 水野学(2014):センスは知識からはじまる

以前の記事(乱読の始まり 2018/10/01)で紹介してからだいぶ時間がたってしまいましたが、乱読のきっかけになった本を紹介します。写真はいつもの読書風景。旅行先のカフェにて。 はじめはみんな素人誰でもはじめは素人で、知識を積み重ねていったら、その対象への感度・解像度が上がる。それがセンスというもの。 「センスがない」という言葉から自由になったことで、自分にはやれることはまだまだあると気づかせてくれた一冊。 ベルギーの設計事務でのインターンは、慣れない設計の仕事・フラン