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2020年、note始動。

2020年は
何となくまだ迎えたくない年だった

それは
2025年まで残り5年の節目の年だから

"2025年問題"
団塊の世代が2025年ごろまでに
後期高齢者(75歳以上)となることにより、
医療費など社会保障費の急増が懸念される問題

私が介護の仕事を始めたのは2010年
"2025年問題" という言葉を初めて知った
聞いてても聞き流してたんだと思う

それでも
「2025年まで15年もある」
何となくそう感じてた

本当は、15年しかなかったのに

2000年からはじまった介護保険制度
その前からも含め、この仕事を続けてきた人達は
違和感を覚えつつもそうせざるを得ない環境や
違和感さえも感じられないカオスの中で
目の前の高齢者に向き合ってきた人が沢山いる

2010年に私の介護の世界に出会う
仕事を始めた当初に感じてた違和感に
共感してくれるのはほんの数人しかいなかった
(正しくは数人しか見つけられなかっただけだけど)

今は違う

この10年で介護の世界は大きな変化を遂げた
沢山の人が「本当はどうあるべきか?」を貫いて
既存の当たり前を壊していってくれた
違和感を主張する当たり前をつくってくれた
そんな先輩方には只々感謝しかない


それでも、
まだまだ課題だらけな現実が目の前には広がってる

1人きりで寂しい想いを抱えて過ごす高齢者も
悲しい気持ちで誰かの手を借りてる高齢者も
高齢者に向き合い疲れて自分を壊してしまう介護者も
違和感を口にして周りから嫌われちゃう介護者も
挙げたらキリが無いほど沢山溢れてる

だからこそ
「私はこの10年何をしてきたんだろう?」
そう感じてしまう

そんな想いを痛感してしまうから
2020年はまだ先の話であって欲しかったのだ 

こんな気持ちで実は迎えた2020年
自分に何が出来るのか?
正直、確信はまだ何もない

でも、何か動きたい

そこで、noteを始めてみることにした

noteを書くことによって
・自分の気持ちを大切にすること
・自分の気持ちを言葉にすること
・自分の気持ちを誰かに届けること

この3つを少しでも形にしたい

そんな決意をここに記して初めの一歩は、終わり

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