靴を舐める人
※この記事は、一部の人は不快な気持ちになるかもしれません。読みすすめるのは自己責任でお願いします。
「靴をなめる」
意味:相手に気に入られようとして行う卑屈な振る舞い
要するに激しめに媚びるみたいな感じ。
現実にそういう人がいるのを私は見たことがない。
実際に、靴を舐めるという行為をする人を見たことがないのはもちろん、言い回しとして使われるような状況を見たことがない。
でも、ツイッターには、そういう人がたくさんいる。
最近ツイッターでは、ツイッター運用というものが流行っている。
端的に言うのであれば、
ツイッターを効果的に運用して、フォロワー数を増やしてビジネスしていこう!
みたいな感じ。
ツイッター運用のノウハウのコンテンツ販売も流行っていて、その8割は、中身のない見かけ騙しなもので、もはやマルチ商法のようなものなのだけど、かなりの人気を集めている。
それについてはまた別の記事で。
ツイッター運用のコンテンツ販売をしている一部のインフルエンサーは、よくこのようなことを言う。
「フォロワーを増やすためには、フォロワーが多いインフルエンサーにリプライして、より多くの人に見てもらえ!」
それは、たしかにそのとおりなので、実際にそれを実践している人は大勢いる。
フォロワー数が多い人に、どんどんリプライして、より多くの人に自分を見てもらう。
私は、その行為こそが「靴をなめる行為」だと思っている。
フォロワー数が多いインフルエンサーは、靴を舐めさせる人。
フォロワー数が多いので、靴を舐めさせる人は、多くの人から見られていることになる。
リプライする人は、靴を舐める人。
多くの人から見られている人の靴を舐めることにより注目を集める。
靴を舐める人の背中には、自分が何をしているのかが書いてある紙が貼られている。これが、ツイッターのプロフィールとピン留めしたツイート。
ようは、大勢から注目されている人の靴を舐めることによって、
「あの靴を舐めている人は誰だろう」と周りの人が背中に張ってある自己紹介の紙を見る。
その自己紹介で興味をもってもらえれば、靴を舐めている人の注目度はあがっていく。
上手くいけば、靴を舐める人から舐めさせる人へと変わる。
どんな方法を使っても成功してやる!!
みたいなマインドの人にとって、この靴を舐める行為は効果的なのかもしれない。
そういう人が成功する人なのかも。
結局、私みたいな、変なプライドが邪魔して人の靴を舐められない人が、成功できない人なのかもしれない。
でも、私は、まだしばらくは、人の靴を舐めずに自分の靴を磨き続けたい。
幸せに向かって歩いていける靴を。