スナックはるももこぼればなし#1
こんにちは。姉のはる、いや、はるなママです。
先日は、スナックはるな改めてスナックはるももオープンの日でした。
ママの帰省など諸々の都合で、いつものコーヒー屋さんでのオープンは、なんと12月以来。
(あ、帰省中は勝手にスナックはるなin実家をしました。お客さんは両親だけですが笑)
スナックはるもものメインディッシュは私たちの手にかからん
というわけで、久しぶりのホーム開催、ちょっとどきどきで、そわそわしちょりました。
なんなんですかね、あの、大根の皮を剥くときのじれったい感じ。
グレイビーをつくるときの、玉ねぎや、早く焦げてくれという焦り。
湧き上がってくる責任感みたいな。
自分のごはんをつくるときとはそんなこと全然ないのに。
そんな感覚、辿ってみれば小学生ぐらいから持ってたように思います。
そう、始まりは、変人オトーさんがスキあらば家にガイジン(父が愛を込めて使うforeignerの呼称)を連れ込み開催していた"Kenji's party"。
おごっそ準備にはムスメたちも駆り出されたのです。
けどね、ここでは、そんなに自分を急き立てんでもええんやないな、と今回感じたんです。
もちろん、おごっそはスナックはるももの重要なピースのひとつ。
一方で、はるばる文京区の丘の上まで足を運んでくださる皆さんが、勝手に、予想できない価値をつくってくれる。
それがなによりのメインディッシュよ、っちゅう。
ということで、今回のメインデッシュを紹介しますね。
かもしれないを必然にしていく
そう話してくれたのは、"シニアと多世代を繋ぐ"がミッションのばあごはんを主催する、ママより一つ年上のおにいさま。
おにいさまの頭の中に、同卓のみんな興味津々。
連れ立っていらっしゃったおにいさまも、そういえば、ちゃんと聞いたことなかったね、とつぶやき、彼の生い立ちや活動に至るまでの話に一通り耳を傾けていました。
大切なご家族の不幸から、ご自身にできることを見直したそう。
そこから今の活動が形になるまでまちがいなくたくさんの困難があったはずだと思いますが、ひとつの活動として形にして、今も走ってらっしゃるそのスピード感はまさに人並み外れちょるなぁと。
「まあつまり、"かもしれない"を必然にしたいんですよね」
隣に住んでいる人と仲良くなれるかもしれない、私も抱いたことのあるこんな期待を、必然にしたいんだそう。
今まで誰も見出してなかったことを、必然にしていくって、研究と実践を自覚的に繰り返していくことなんかなとママは思っちょって。
そのどこかできっと不安になったり自分を疑ったりしたくなるやろうけど、ある種自分を騙して自信を持っとく、みたいなことが必要よなぁと。そしてそれは誰でもできることではない、と思うちょるのです。
星座を見出した人とか、擬態語を作った人もきっとそうやったように。
あれは、大きい熊や!
これは、"もやもや"だ!
とかね。
流されている?
そう不安げに呟いたのは、学生しながらかわいくてイケてるソフトクリームやさんの店長をしているKちゃん。
「わたしって、目の前に来たものに乗ってるだけなんですよね〜なんていうか〜流されてる?っていうか」
実はびびりなママからしたら、Kちゃんが乗っかってるとしても乗っかれてるだけめちゃくちゃ凄いと思っちょったわけですが。
本人からするとこれでいいんかな感はずっとあったよう。
よく、山登りの人生と川下りの人生と言いますが、話を聞くに、Kちゃんは川下りの人生。
流れに乗っていろんなものをつまみ食いしながら、そのときどきでピンとくる流れに乗り換えてみる。
一方で、知らず知らずのうちに山登りの人生が偉いみたいな意識を持ちやすくはある気がしちょる。
メディアで取り上げられがちなのは、山登りの人生やし、学校でも目標を持てとか将来の夢はとか言われるけぇね。
やけどね、ママも最近気づいたんやけど、おもろいな、あぁなりたいなって思う人の人生を聞くと、大抵、
あねこねつまみ食いして流れに乗って来とるんよね。
やけぇ、大事なのは、つまみ食いのセンスなんやと思う。
ピンとくる、にちゃんと向き合って、自分のセンスを磨くっちゅうか。
ピンとくる、に向き合った結果、個性的なの選択にならんかったとしても、別に全然よいはず。
大事なんは、ほんとに自分の感覚で選べたんかっちゅうこと。
まあこれ、ママの最近の課題なんやけど。
Kちゃん、いっしょにやってみよ。
おわりに
てなかんじで、今回のスナックはるもものメインディッシュこぼればなし、お届けしました。いかがでしたでしょうか。
次は、お店でお会いしまょう。
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