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清掃事業について

今日は飯田橋にある東京清掃労働組合に行って、清掃事業について聞きました。

 清掃事業は平成12年より23区に移管され、ゴミの収集・運搬は各区が実施、ゴミの中間処理(焼却や破砕など)は23区が共同で処理しています。その中間処理をしているのが、「東京二十三区清掃一部事務組合」略して「清掃一組(せいそういちくみ)」です。最終処分(埋立)は23区と清掃一組が東京都に委託しています。

 23区の中には品川区や台東区のように戸別収集をしているところや、大田区でもしていますが、障害や高齢の方に玄関まで訪問収集しているところもあります。
 また環境学習として練馬区では全学校全園でゴミの分別の仕方などを教える事をしています。

 清掃工場は24時間動いており、ダイオキシンが発生しないように800℃以上で可燃ゴミを燃やしており、水銀(昔の体温計、水銀電池など)が入っていると焼却炉が壊れてしまうので、止める原因になり、一度止めると200万円かかるとの事でした。

 今後の課題としては、
訪問収集でしている高齢者の見守りや福祉とゴミ収集の連携、ゴミの分別を今よりすることによるゴミの減量化、今後50年超で埋め立て地が一杯になる事などがあります。
また災害時の区のゴミの仮置き場、委託が進んでいるので災害時の仮置き場までの運搬用車両なども必要だと感じました。
去年の台風15号では千葉の2市1町に東京都から災害応援に行っており、こう言った活動は災害が起きた時に対応する職員を育成するためにも必要ということもわかりました。

 2022年度以降はプラゴミの一括回収も始まる予定です。引き続き、清掃事業について知識を深めていきたいと思います。
#ゴミ #大田区 #清掃事業 #清掃一組

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