『目』002

2024-08-30

どんよりした天気。
台風10号は九州を縦断したあと、
四国を横断しようかという進路をとってる。
台風の目。

私の目。
車を運転しているとき、不便を感じない。
遠くのものはよく見える。

書店で本の背の文字を追うとき、焦点が合わせるのが難しい。
離れれば見えるのだけれど、棚の間は微妙にせまい。

目がみえづらくなると、何ができるのかなと考える。

だれかの話を聴くができる。
だまって、耳を傾けることができそうだ。
だれかのそばにいることだってできそうだ。
まだまだひとの役に立てそうだ。

目がみえづらくなると、
気配を感じる感覚は敏感になるんじゃないのかしら？

『無財の七施』ってたまに頭をよぎるけど、
目がみえづらくなっても、
”眼施”はできそう。げんせ。
まなざし のことなので、強い視力はいらなそう。

いまできることが 
いつかできなくなっても
慌てないでいよう。
かわりに
なにかできるようになるのかもしれない。

…と思ったところ

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