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思い描いていたひと

ストーブのある部屋で、2週間ぶりの「道草の家の文章教室」をやってきた。薬缶のなかであたたまっている白湯をたまに器につぎ、飲むのが美味しい。今日の参加者は皆、1年以上続けて参加している人たちばかりだったせいか、いつも以上に遠慮がないし、これまでにお互いの書いた文章もたくさん読んできているので、そのぶん話も深まり、それぞれの課題も明確になったのではないか。──と思うが、皆が言っているほど自分には今日という日の成果が明快ではなく、これまで3年間、やってきたことの先を眺めているような時間になった。「誰も予想できなかった展開に(たまたま)なっている」という声あり、思わず、ちょっと待って、となった。思い描いていたひとが、ひとりは、いましたよ。

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