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"Go City Go"にニッポンのDNAを感じたはなし

梅雨の気配を感じつつ、早くも灼熱の毎日
みなさん体調いかがでしょうか。
ひっさびさにみなさんにご紹介したい曲に出会いました。
どうぞお付き合いください。

"Go City Go" BEYOOOOONDS

BEYOOOOONDSと書いてビヨーンズと読みます。
ハロプロきっての多彩で多芸な10人のメンバーを擁するグループです。(現在)

タイトルからもうっすら感じると思うのですが
歌詞が5.7.5の俳句調や5.7.5.7.7の短歌だったり
有名な俳人の名前や季語を取り入れています。

ちょっと切ないアレンジと、印象に残る言葉たち。
東海道新幹線の東京~新大阪の全駅
のぞみ、こだま、ひかりを歌詞に盛り込んだ鉄道ソング。
なんだか日本人らしさや旅のせつなさ(切ないというより刹那がちかいかも)を感じるので1度聴いただけで病みつきになりました。

風情を感じる歌詞を書いたのは
児玉雨子さん
書かれた小説が直木賞候補に挙がったこともあるためご存じの方もいるかもしれません。
ハロー!プロジェクト内でもたくさんの曲を作詞しており
”寿げ”や”弩級””如雨露”など
んんん?今の歌詞とは?となるちょっと個性的な日本語を使う方。
それだけでなく歌詞の世界観に情緒漂う作品をたくさん生み出しています。

そして作曲は星部ショウさん
ハロー!プロジェクトではつんくさんの次くらいの作品量がある
ファンにとってはおなじみのアーティストさんです。
BEYOOOOONDSの曲は星部さんがほとんどなんじゃないかしら…。
とにかく彼女たちのことを一番よく知っている方。

この二人の作った曲にメンバーの歌がのることで
より切なさが増すんですよね…
旅って準備は楽しみだし当日は楽しいけど
終わりになるにつれ何とも言えない泣きそうな気持ちになるし
終わってみるとまた行きたいな。と思いが募っていくもの。
それがなんとも日本人らしいなと思うのです。

思えばBEYOOOOONDSはハロー!プロジェクトの数あるグループの中でも
ニッポンのDNA!を感じる楽曲が多いグループ。
デビュー曲の”眼鏡の男の子”では漫画のようなアイテムを使い学生服のコスチュームに身を包み、
『はぁ~ムカつく!』と現代語を駆使した”ハムカツ黙示録”を歌い…
精神面を支えるリーダーの脱退、歌唱面を支えていたセンターポジションのメンバーの卒業など大きな変化を乗り越え、さらなる成長を遂げるであろう彼女たちから目が離せません。
いつかはフェスの大きなステージに立てる日が来るといいな。

なんだかたどたどしいけど
みなさんもBEYOOONDS聴いてみてくださいね。

遠慮なく
声に出します
輝きな!
はるみそ。

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