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26年目「私の愛車」日産ローレル〜父親の車を乗り継いだ話〜

同じ車を20年以上乗り続けている人ってあまりいないと思うのでnoteに想いを書いてみます

乗り続けている理由をひとことで言えば
形ある物を大切にして父親との思い出がたくさんある車をできる限り長く乗り続けたい

日産ローレル
改めて車検証を確認すると
平成10年7月 ローレル(型式GNC35)
北陸雪国ということもあり四駆(4WD)使用


車のお話

私は18歳で免許を取ってから学生時代~社会人
ローレルと共にどこでも行く相棒のような存在です

父は「最初から車体の大きい車乗った方がいい」という考え方で、当時の価格で350万以上したと思うが免許取りたての小娘に高級車(新車)を与える親って今思うとぶっ飛んでますね

家は一人親方の自営業(溶接)で
母は私が12歳(中1)の時に他界、男でひとつ私と兄を育ててくれました

普段は自宅兼工場の1階で仕事をするか
現場へはトラック移動
ローレルは日常では乗らないので私が乗る(乗っていい)ことに

まあ振り返ると色々言われました
20代の時は嫌味等…
「すごい車乗っているねー」から始まり
「どこのお嬢さんかと思った」
威圧感ありありの車だから友人からもひかれるし、私が運転で父親が助手席だから変な感じに見られたりすることも度々

でもこの車のおかげで運転が好きになったしバックモニターなんてないですが駐車もラクラクです

最近はこの車に乗っていること自体に
価値が出てきたのか?
とても珍しがられて行きつけの喫茶店ではオジ様方から話しかけられることも(笑)

普段は車庫(屋内)に入れてあるので強烈な紫外線による劣化や温度変化の影響を受けておらず塗装のハゲもあまりない状態で保っています

今ではあまり見かけない33ナンバー

20年超の車と比較したことがないので実際わかりませんが、現物を見るとびっくりすると思います(そう見えないから)

近所の人からも
「お父さんの形見の車、まだ頑張って乗っとるんやねー」と言われたりすることもしばしば

ナカノ自動車との出会い

親戚の車屋廃業で、車検やメンテナンスを新規で探さなければいけなくなったことがきっかけで知人に
ナカノ自動車(中野宏一社長)を紹介してもらいました

私は車好きでも詳しいわけでもありませんが
新規で取引する会社には
父親との思い出がたくさん詰まった車をできるだけ長く乗り続けたい
という私の思い(存在意義)を理解してくれる所じゃないとお願いできないと考えていました

初めて中野社長とお会いした時、少年のような輝いた目をして(車好きな人の眼差し)
丁寧に話を聞いてくださったことを覚えています
いい出会いがあり安心して車のメンテナンスをお願いできています

いつものガソリンスタンドで…

先日給油のため、いつものガソリンスタンドに入ると男性店員が話しかけてきて

店員「この車って新車からずっと乗り続けているんですか?」
私 「あー、そうですよ、もう20年以上かなー」
店員「えーっすごい!メンテナンス大変じゃないですか」
私 「信頼できる車屋さんに診てもらってるから安心して乗れてます」
店員「ローレルってもう走っている所なかなか見なくなったし、こんなきれいな状態でびっくりです。
  「なんか…すいません」(話しかけてすいません的な)
私 「いえいえ。こちらこそありがとうございます」

短いやりとりでしたが相手の言いたいことは伝わってきて、とても嬉しい気持ちになりました

新車購入から気づけば26年の愛車
というか、いつの間にか時が経っていたという方が正しいけど…これからもよろしくね

お読みいただきありがとうございました


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