なんで写真撮ってるのか?
最近、なんで写真撮ってるのか聞かれた。
なんで写真撮ってるんだろ?と考えてみた。
2016年夏、私は某カメラメーカーのショールームで働き始めた。
そのときの私の気持ち。
「写真からなにか絵にヒントがあるかも」という感じ。
その頃はまだ絵を描いてて、まだまだ頑張っていくぞー。という感じだった。
なので、同じ芸術だし、写真集何冊か持っているし、まぁまぁ写真って好きだし。
そんな感じだった。
なので、「カメラメーカー入って写真家になろう!」等ということは全く思っておらず…。
最初の一年はとにかく覚えるためにカメラを借りて、休みの日にとにかく写真をとっていた。
機能がわからない。機能がどういう効果がでるかわからない。ただそれだけ。
壁を撮ったり、回りの景色とったり、周りの人を撮ったり…。
正直いうと何が楽しいかわからず、楽しいという感覚がなくて、ただ撮っていた。
そのショールームにはプロカメラマンがいて(先生として今も慕っている)、私はよくなんかんからないけど撮ったものをそのプロの人に見せてた。「何が言いたいか(見せたいか)わからない。」「撮ったものをちゃんとセレクトしてきて」等言われながらも、ずっとめげずに見せていた。
2年目ぐらいに人をモノクロで撮るとそれっぽく見えるなぁーと思ってた気がするけど、ただ、そう思ってただけ。そのときはちょっと気分よかったけど、だからといってその後もどんどん撮ろう!とはならなかった。
3年目、前から欲しかったカメラを兄から譲ってもらうことになり、前より少し撮りやすい環境にはなったが、カメラだけを譲ってもらったので、レンズがなく…なので、やはり借りてきていた。やはり自然を撮っていた。周りの自然。
古いレンズを一本もらったので、借りてこなくても撮れるようになった…が、その頃よく鳥を撮るようになっていて、望遠レンズで鳥を追っかけて撮るのが楽しかった。もちろん全然うまく撮れない(笑)
続く…
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