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緊急事態宣言やっちゅうのに、乳がんと言われましてん。031 入院。手術。そして退院・その1

手術から、今日で1週間と2日が過ぎました。
切ったのは右乳房上部の一部と、センチリンパネル生検のために腋下を少しだけ。
なのに、まだかなり体が重いです。退院した日、旦那さんに車に乗せてもらった帰りにスーパーに立ち寄っていろいろ買い物したけれど、歩くのがどうしても普段のペースのせいぜい7割くらい(自分の主観)しか出せず、利き腕側の腋の下には、郭清は避けられたにせよ切った傷がまだ残っているため力も入りにくくて、手術後は体力が落ちるというのは分かっていても、病院を出てから家に着くまでに非常に体力を使った実感があります。
そして3日前に、リハビリのつもりで歩いて10分ほどのスーパーに買い物に行ってみたのですが、行って帰るだけで1日分の疲れがどっと出たようで、もうこれ以上動きたくない……と思うくらいにはしんどくなりました。
競馬好きの旦那が入院前の診察の際に、麻酔科の先生に「全身麻酔をした後は体の動きが悪くなることは普通にあるのですか?」と質問していたのですが、後でそのことについて「全身麻酔明けの馬は走らへんねん。だから気になってな」と話していて。全身麻酔後は体を動かしにくいうえにすぐに疲れる、そのことを競馬で知っていたとは😅 うちの旦那よう、キミの競馬脳も現実で役に立つことあるんやなあ笑

入院から退院までのだいたいの流れ

9/23(木・祝)
入院日。翌日の手術のために体調を整える日。
なお、本来ならこの日にセンチリンパネルシンチ検査(がんに最も近いリンパ節を特定する検査)をするはずだったが、祝日で医師がいないため翌日に。
翌日の手術が11時半からになったため、20時30分以降は絶食、水分は水かお茶、そして支給されるOS-1のみ可。

9/24(金)
手術当日。
朝食はOS-1のみ、8時30分以降は水分を摂るのも禁止。代わりに点滴を行う。
点滴された状態でセンチリンパネルシンチ検査。
11時30分をやや回ったところで、手術室に向かい、全身麻酔の後、手術。
麻酔から覚めても絶飲食で、点滴を受けたままさらに尿管に管を挿され、安静。
頻繁に検温し、また、腸が動いているかどうか確認し、許可が出たらやっとOS-1が飲める。

9/25(土)
手術翌日。水分は摂れる。
朝8時に通常の朝食を摂るが、点滴+尿管に管の状態で食べる気分は楽しくない……
その後、歩けると確認されたら点滴と尿管の管が外され、一応は自由の身になる。
この日は汗拭きのみでシャワーは不可。
肩は水平に90度の高さまで上げられる。できる限り歩いてみましょうとのこと。だから、食事後の食器は自分で片づける。

9/26(日)
手術が終わって2日目。
この日になると、手術した方の肩もだいぶ動かせるように。
シャワーが許可される(傷口に防水テープを貼っており、腕を動かすためのリハビリも兼ねている)。
病院内での行動は通常通りできるようになる。シャワー後には着替えた服のランドリーもした。

9/27(月)
退院を翌日に控え、体力を整える日。
この日もシャワーを浴びることはできたのだが、希望の時間帯が取れなかったので体拭きに。
院内のフロアを歩けるだけ歩き、またなんだかんだでできていなかった読書もする。入院してからいちばん気持ちにゆとりができた日。

9/28(火)
朝食を摂り、午前に退院。旦那さんの運転する車で帰宅。


コロナ禍の中、乳がんになって……一つひとつの命に優しい世界であってほしいと願います。貴重なサポートは、各種がん闘病に関わる団体や保護猫活動に充てさせていただきます。