さばしば
これまで雑多に書いてきたもの
自作の詩
9月5日から子猫と一緒に暮らしている。 保健所から引き取った保護猫である。 サバトラ柄で仮名は「さばお」だった。 一生の名前は「ちゃぶ」にした。 真鯖の英語名「Chub mackerel」の頭の部分だ。 保健所のHPを見ていて、飼いたいと思っていた子猫は実はちゃぶではなかった。 わたしの飼いたい候補の子猫たちは問い合せた時にはもう他の飼い主のところに決まっていた。 そして、HPに載ってる子猫の中でどの子が引き取り可能か聞いた時に、兄弟と引き離されて残っていたちゃぶを引き
人のことは気にしなくていい そんなこと何回も言われているけれど そんなことは分かっているけれど どうしても人のことが気になる この世界で 自分のことを好きになってくれる人は どのくらいいるのだろう 他人に好かれる感覚が いまいちよくわからない 80歳までは生きたくない せいぜい75歳でいい もっと若くても大歓迎 ベッドに入って朝を迎える頃に 死を受け入れたい だから人生の時間を無駄にしたくないなと思う でもその思いに反して わたしの人生の時間は無駄に過ぎていく 周り
男の子がすき メイクもすき でも「おんな」の自分は なんかちがう 妄想の世界の自分は とっても可愛いお姫様 現実世界の自分は 「おんな」であることが きもちわるい 髪を長く伸ばそうとしたときもあった 可愛いスカートを穿いてみたときもあった けれど、なんか違った 頭の中の自分には 長い髪も可愛いスカートも とても似合うお姫様なのに なんで現実では そんな自分を嫌いなんだろう 脱衣所で服を脱ぐたびに 自分の胸の膨らみが嫌になる こんなもの無かったらよかったのに 自分に
わたしはドラマを観て 好きなキャラクターで妄想して それでも現実逃避が足りないとき たくさん薬を飲んでしまう わたしは自殺をしようとして 失敗すると、SNSで見知らぬだれかに 報告したくなってしまう 同情と偽善のコメントなんか求めてないよ でも知ってほしいんだ わたしが失敗して生き残ってしまったことを わたしがリストカットをしても 皮膚ってなかなか切れないんだよね もっとこころがボロボロになったら 深く切れるようになるんだって わたしはまだ、ボロボロじゃないみたい
画面の中のきみに恋をした わたしの理想はきみしかなくて 普通の恋がなんなのか忘れちゃった 今の自分がきみと釣り合うわけないのに 小さな穴からきみを観察したい 接点なんてなくていい そんな思いは強がりだよ 仕方ないの、きみはわたしを知らないから きみのいる世界線にトリップできたら きみを大好きになることを忘れないで ママのお腹に戻りたい また産まれたら きみがわたしに一目惚れするように 努力しながら生き直したい 理想の自分を忘れないで オリジナルのわたしを残したい 骨