日記

穏やかな日だった。いつも通りゴミ捨てを済ませて二度寝をしてテレビを見ては寝てをするそんな日だった。

今週中には合否の連絡が来ることがわかっていたからあらかじめサイレントモードを解除して電話がなり次第心を落ち着けて話そうと決めていた。

勘は当たるものだ。派遣会社の人が向こうから申し訳ないというようなちょっと落ち込んだ声を出したらもう決まっているのだ。結果を聞く前にわかってしまうのはここ最近ずっとだ。みんな落ちたことを報告する前に悲しい声を出しましょうと学んだのか同じようにそんな声で話すのだ。

謝られたって私はどうしようもないのに。こっちこそ手間をとらせて申し訳ない他の優秀な人に時間を割きたいよなと考えて余計に落ちてしまうのだ。無職になってから3ヶ月以上が経っているけれど一向に仕事は決まらない。短期離職者に世間は優しくないというか世間に必要とされていないとまで考えてしまう。もっと探せばあるのかもしれないがやる気はもう底を尽きて来年分のを前借りしているところだ。

もう派遣を諦めてバイトを探そうかと思いつつちょっとでもいい求人をと思うと派遣を諦めるのもと思ってしまう。どうにかなって欲しいけどもう頑張るのもしたくないのだ。

という日記が残っていた。悲しかったのだろうな、悔しかったけども別にまぁ仕方ないと割り切れるくらいにはなったのかもなとも思う。

年末になってというか今年中はもういいかという気持ちが起きているのだ。今年度かもしれない。派遣を諦めてアルバイトを続けているしバイト代は上がらないしギリギリで生きていきたいからをやっている。やりたいわけではないけどやらなくては続けなくてはとりあえず企業に応募するのもできないのだ。一旦ここでと思いつつ4ヶ月が経った。いつまでなのかはわからないがどうにかどうにか年収200万にとぼーっと考えるのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?