長崎駅と白いかもめ38号乗車記 上
2022年8月7日にあったかもめ楽団。新幹線かもめを出迎えた後、帰りに長崎発博多行きかもめ38号に乗りました。ついでに9月末で電化廃止される長崎駅も見たので、その2つをまとめて書いていきます。今回は長崎駅メインです。
↓かもめ楽団の記事
長崎駅で撮影
諫早駅でのかもめ楽団イベントが終わった後、昼食をとって長崎駅へと向かいました。
長崎駅前はまだまだ再開発の最中で、駅前通と駅を行き来するためには仮設の通路を通る必要がありました。ただ、仮設といってもしっかり屋根がついているうえ、地面もアスファルトで舗装されていたので、かなり歩きやすかったです。
このときに特に目立っていた工事は、新しい駅ビル建設工事でした。大型クレーンなどの重機がたくさんあったり、建設途中の鉄筋コンクリートが見えていたりして、とても迫力があってカッコよかったです。
さっそく駅に入ります。
改札外
新幹線改札口はほぼ完成していました。傷防止のため、まだ各種機械にはカバーがかけられているのが印象的ですね。
前に行ったときは、だいたいできていたもののまだ機械の設置はされていなかったので、そのあたりが進んでいたポイントでしょうか。
お待たせしました。長崎駅構内に入ります。
改札内
発車標の「のりば」には、親切にのりばがどっちにあるかを示す矢印が表示されていました。ここでひとつ疑問が。この表示板、白を出せるあたりフルカラーLEDでもおかしくないんですが、矢印以外は3色LEDの色なんですよね。どうせならもっとフルカラーであることを活用すればいいのに···不思議です。
ホームに上がります。そのとき、こんなものを見つけました。
乗車券を買うと前面展望動画がついてくる「運転士びゅーきっぷ」というきっぷの宣伝ポスターです。しかも4枚買うと入換の前面展望までついてくるみたいです。子どもにもマニアにもうれしいきっぷですね。
階段を上がりエキセンを見ると、1名撮り鉄の方が。何か珍しいものが来るのかなと思い、エキセンで待機しました。
数分後、お目当てであったであろう電車が入線して来ます。
なんと415系のステンレス車が入線。そうか、先にいた撮り鉄の方はこれを狙っていたんだなと感心しました。
「電車」が来るのは9月22日までなので、電車が来たら駅名標と絡めて撮っていきます。
YC1とのツーショットです。前面の色は白と黒で対照的ですね。対して側面は両方無塗装ステンレスなのがおもしろいです。
そして、Fm1515編成普通小長井行きは長崎本線を北上していきました。
ここからは西九州のイカ釣り、YC1です。
留置線には2編成が停車していました。どちらも後々別編成と連結します。
この奥に青い47の2両編成が止まっていたんですが、完全に撮り忘れてました···
連結準備をし、貫通扉を開けている1206と1213です。連結直前に開けるものだと思っていましたが、この後連結するまでの数十分間開けっ放しにしていました。
しばらくして、1213の連結相手が来て、連結作業が始まります。
連結作業のとき、連結器のずれがあったようで作業員の方が位置の微調整をしていました。
ですが、さすがに連結器は簡単に動くものでもないようです。作業員さんは全身を使って連結器を動かしていました。あまり見ることがないので、つい見入ってしまいました。
また、車両間をつなぐホロを手動でつなげていたのもおもしろかったです。ちなみに813系は自動です。YC1は変則的な連結が頻繁に行われるのも、理由の1つなんでしょうか。
その後、1206も連結作業が行われていました。
1つ気づいたことがあって、どちらも連結する側とされる側で行先表示が違うんです。連結「する」側はこれからの行先である「佐世保」、「される」側は到着時と変わらず「長崎」なんです。変えておけばいいのにと思ったんですが、何か理由があるんですかね。
最後は乗車電の885です。
ここから僕を福岡に連れていってくれる885系Sm5編成です。個人的に1次車の顔が好きなので、1次車に当たってラッキーでした。
これも忘れず、駅名標と絡めます。
逆エンドです。前照灯が点いているところは撮れませんでした。
車内清掃の間に、側面の行先表示器を撮ります。
斜めから撮った写真は、正面からだと光の反射の関係で見づらくなるため、見やすくするためにこうしました。
2号車が抜けたのは、単に撮り忘れてしまったからです。ドア前に並ぶ人が多かったのと指定席を取っていた車両だったので、後で撮ろうとして忘れてしまいました。
ちなみに2号車はモハ885-105、普通車指定席です。
2号車のデッキは広めなので、こんな大きなAROUND KYUSHUマークと文も軽々入ります。どうにか行先表示器が見えないかと思いましたが、幕切れが起こっていたので撃沈。
車内に入ります。
福岡の祭りといえば博多祇園山笠ということもあり、デッキの側面にはこんなでかでかと「山笠」と書いてありました。右奥には平安時代に福岡市にあった外交施設、「鴻臚館」の名も書かれています。たしか教科書にもこの名前は出てくるのではなかったでしょうか。
写真はありませんが、客室は2×2の座席が並んでいて、3号車側には大型の荷物置き場も設置されていました。また、頭上の荷棚はふた付きでした。
机はN700Sと同じくひじ掛けから出すタイプ。ペットボトルが置けるくぼみも付いていました。
駅に入る前、アミュプラザ長崎にずっと探し求めていた天然水ゼリーがあったので購入。それを机に置いています。振るだけで液体がゼリーになるので、不思議だなと思いながら飲みました。味はとてもおいしかったです。少しスースーしているのも夏にぴったりで良かったです。
そして18時18分、かもめ38号はたくさんのお客さんを乗せ、長崎駅を出発します。
まとめ
YC1系の連結作業や415系1500番台をこの長崎駅で見られて、とても嬉しかったです。
次に来るときはおそらく新幹線開業後になります。そのときは電車は来ないものの、新幹線が来て変わった長崎駅が見られるはずなので、それは楽しみです。
また次回、下でお会いしましょう!
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